もうひとがんばりをサポート!眠気が覚めるおやつ

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通常授業に加え、学校行事も忙しい秋。

大きな行事が終わったあとは、その反動で気が抜けがち。
気持ちを勉強モードに切り替えられないお子さまも多いのではないでしょうか。

いざ勉強を始めても「なかなか集中力が続かない」「やる気が出なくてすぐ眠くなってしまう」こともありますよね。
そこで今回は、勉強中の眠気が覚める! 簡単おやつレシピを2つご紹介します。

レモングミ

最初に紹介するレシピは、甘酸っぱいレモンをたっぷり使った手作りグミ。
市販のグミは甘すぎて苦手……というお子さまでも食べやすい、甘さ控えめでかみごたえのある食感に仕上げました。

レモンにたっぷり含まれるビタミンCは、ストレスを和らげる効果が期待できる「副腎皮質ホルモン」の合成をサポートする働きがあり、疲労回復を助けてくれます。

また、レモンの皮に含まれる香り成分「リモネン」には覚醒効果があり、眠気をシャキッと覚ましてくれます。
勉強に集中できない、眠気を感じたときはレモンを取り入れてみてください。

それでは、作り方をご紹介します。

【材料】

・水 大さじ2(30g)
・粉ゼラチン 大さじ1(5g)
・砂糖 大さじ1(13g)
・レモン汁 大さじ2(30g)

【作り方】

1. 耐熱容器に水とゼラチンを入れ2分待つ。さらにレモン汁を加えて軽くかき混ぜる。

2. ふやかしたゼラチンを600Wの電子レンジで30秒加熱する。よく混ぜてゼラチンを溶かす。
ゼラチンの粒が残る場合は5秒ずつ追加で加熱して溶かす。

3. 溶かしたゼラチンに砂糖を加え、溶けるまでよく混ぜる。

4. ゼラチン液をシリコン容器か、底が平らな入れ物に移し、冷蔵庫で1時間冷やす。

※シリコン容器の大きさは1粒あたり3cm、底が平らな入れ物は横13cm×縦8cm程度のものを使用。

5. ゼラチンが固まったら容器から取り出し、グミの完成。底が平らな入れ物で固めたグミは包丁で切るか、クッキー型で抜くとかわいく仕上がります。
ゼラチンは常温で溶けるため、グミは食べたい分だけ取り分け、残りは冷蔵庫で保管してください。

勉強中の疲労回復にピッタリなレモン。グミにすれば疲れを感じたときにサッと食べやすく、甘酸っぱい味と香りが眠気も吹き飛ばしてくれますよ。

豆腐とキムチのミルクスープ

次に紹介するのは、ヘルシーな豆腐を使ったミルクスープのレシピ。

牛乳や豆腐は低GI値食品に分類されます。食べても血糖値が大きく変化しないため、食後に眠気を感じにくい可能性があります。また、低カロリーなのでしっかり食べられます。

たっぷり使用したキムチの唐辛子に含まれるカプサイシンが交感神経を刺激し、眠気を覚ましてくれる効果も期待できます。

作り方をご紹介します。

【材料】

・そばつゆもしくは白だし 小さじ1(5g)
・キムチ 30g
・牛乳 100ml(103g)
・木綿豆腐 75g
(3個パック豆腐の1/2の量)
・刻みのり お好みで

【作り方】

1. 豆腐を食べやすい大きさに切り、深さのある耐熱マグカップに入れる。スプーンでつぶしてもよい。

2. 牛乳・そばつゆ(または白だし)・キムチを加え、2~3回優しくかき混ぜる。

3. 600Wの電子レンジで1分30秒加熱して完成です。お好みでのりを追加するとおいしくいただけます。

キムチとそばつゆ(白だし)のうま味がたっぷり楽しめる即席スープ。

唐辛子の辛み成分カプサイシンですが、味覚成分ではなく「痛覚(痛み)」として認識されます。
ピリピリした刺激が眠気を遠ざけ、もうひとがんばりをサポートしてくれますよ。

まとめ & 実践 TIPS

今回は、眠気が覚めるおやつレシピを2つご紹介しました。
勉強をがんばりたいけどなかなか気持ちが上向かない、やる気が出ないお子さまもいらっしゃると思います。

そんなときは、気分転換をかねて一緒におやつ作りを楽しんでみませんか?
エネルギーをチャージすれば、「ちょっとだけがんばってみようかな」という気持ちになるはずです。

プロフィール

とみ(パティシエ)

大阪あべの辻製菓専門学校卒。
インスタグラムを中心に、ヘルシーな低糖質レシピを提案。
フジテレビ『めざましテレビ』出演のほか、ウェブメディアへのレシピ提供など幅広く活動。
3児の母。
https://www.instagram.com/tomi_recipe
インスタグラム:@tomi_recipe

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