夏バテに負けない!夏の簡単おやつ
- 離乳食・レシピ
本格的な夏が到来する7月。
じめじめした蒸し暑い気候が続くと、倦怠感を感じたり、食も細くなったりしがち。
お子さまの夏バテを心配される保護者のかたも多いと思います。
そこで今回は、食欲がなくてもツルっと食べられる、栄養満点な「夏の簡単おやつレシピ」を2つご紹介します。
キウイとバナナの甘酒アイス
最初にご紹介するレシピは、飲む点滴といわれることもある甘酒を使ったアイスレシピ。
お米を発酵させて作る甘酒には、ぶどう糖、ビタミンB群、ミネラルなどからだに優しい成分がたっぷり含まれているため、食欲が減退する夏の栄養補給にピッタリです。
今回は、バナナとキウイをたっぷり練り込み、甘酒の風味がニガテなお子さまでも楽しめるサッパリした後味に仕上げました。
【材料】
・甘酒(ストレート・ノンアルコールタイプ) 300ml
・砂糖 大さじ3
・バナナ 1本
・キウイ(ゴールドとグリーン) それぞれ1/2個
【作り方】
1. フリーザーバッグに皮をむいたバナナとキウイを入れ、袋の上からざっと押しつぶす。
2. 甘酒に砂糖を入れ、砂糖が溶けるまでよく混ぜる。
3. 1のフリーザーバッグに2の甘酒を入れ、軽く混ぜ合わせる。
4. フリーザーバッグのジッパーを閉め、平らにして冷凍する。ステンレスやアルミのトレーに乗せて冷凍すると凍る時間を短縮できます。
5. 2時間後に冷凍庫から取り出し、フリーザーバッグの上からよくもむ。さらに2時間後、もう一度もみほぐす。
6. 食べる前にもう一度袋の上からよくもみ、シャーベット状になったら完成です。
コクのある優しい甘さが楽しめる甘酒アイス。
甘酒やフルーツは脂質が少ないので、おなかがもたれにくく、ヘルシーに楽しめるのもうれしいポイントです。
みかんミルクゼリー
次にご紹介するレシピは、みかんの缶詰を使った簡単ゼリーレシピ。
カルシウムはもちろん、たんぱく質やビタミン類など豊富な栄養素が含まれている牛乳を加え、まろやかでスッキリした味わいに仕上げました。
蒸し暑さで食欲が落ちた時でも、効率よく栄養素を補給できる夏にピッタリなおやつです。
【材料(4カップ分)】
(みかんゼリー)
・みかんの缶詰の具 1缶分(約250g)
・牛乳 350ml
・顆粒ゼラチン 5g
・砂糖 大さじ3と1/2
(シロップゼリー)
・みかんの缶詰のシロップ 1缶分(約190g)
・顆粒ゼラチン 3g
(飾り)
・ミントの葉 4枚
【作り方】
1. みかんの缶詰の中身をザルにあけ、みかんとシロップを分ける。飾り用にみかんを8房分取りわけておく。
2. 牛乳にゼラチンをふり入れ、ふやかす。600Wの電子レンジで1分30秒加熱し、よく混ぜてゼラチンを溶かす。
3. 2のボウルに砂糖を入れ、よく混ぜて溶かす。
4. カップに飾り用以外のみかんを均等に入れ、3のゼリー液を流す。冷蔵庫で約4時間固まるまで冷やす。
5. 取り分けた缶詰のシロップにゼラチンを振り入れ、ふやかす。600Wの電子レンジで1分加熱し、よく混ぜてゼラチンを溶かす。
6. 別の容器に移し、冷蔵庫で4時間冷やし固める。ゼリー液が固まったら、フォークでつぶすように崩す。
7. みかんゼリーが固まったら、6のシロップゼリーと飾り用みかん、ミントを飾って完成です。
暑さでからだに疲れを感じる時は、口当たりの軽いものが食べたくなりますよね。
ほどよい酸味とジューシーな果肉感が楽しめるみかんミルクゼリーなら、蒸し暑い日でもさわやかな味わいを楽しめますよ。
まとめ & 実践 TIPS
今回は、夏バテに負けない、栄養満点な「夏の簡単おやつレシピ」を2つご紹介しました。
どちらのレシピも火を使わず、冷やすまで15分ほどで作れるお手軽なおやつです。
おうち時間が増える夏休みのおやつとして、親子で挑戦するのも楽しそうですね。
材料選びからできあがりまでの過程もワクワクするものです。
自分で作ったおやつは、よりいっそうおいしく感じられるのではないでしょうか。
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