【年齢・用途別】子どもにおすすめの色鉛筆20選 種類や選び方も一挙紹介
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手軽に使えて色数も多い色鉛筆は、子どもから大人まで人気の画材。子ども向け色鉛筆といえば国内メーカーの商品が定番ですが、外国製の本格的な商品もあります。
小学校で使えるものから、お絵かきが大好きな子まで、それぞれに合った色鉛筆選びのコツやおすすめ商品をお伝えします。
色鉛筆の種類にはどんなものがある?
一口に色鉛筆と言っても、実際に売場を見てみると数多くの商品が並んでいます。あまりにもバリエーション豊かで戸惑ってしまうかたもいらっしゃるでしょう。
まずは、大きく2つに分けて色鉛筆を見てみましょう。「油性色鉛筆」と「水性色鉛筆」です。
油性色鉛筆の特徴
「色鉛筆」と言われてパッと思い浮かぶものは「油性色鉛筆」。幼児からプロまで、幅広い層に愛用されてきました。
芯が顔料で作られているため、水には溶けないのが油性色鉛筆の特徴。線を描いたり塗ったりしたあとに水彩絵の具で色を塗っても、色鉛筆の部分はにじみません。価格も安いものが多く、手軽に使えるのも魅力です。
初めて色鉛筆を買う場合や特別な好みがない場合は、油性色鉛筆を選ぶとよいでしょう。
水性色鉛筆の特徴
「水性色鉛筆」は、描いた線が水に溶けるタイプの色鉛筆です。そのまま描くことも、描いた後で水に溶かしてグラデーションなどを表現することもできます。
ただ、油性色鉛筆と違って線が薄くなったり溶けてなくなってしまったりすることがあるため、使い方のコツをつかむのに練習が必要かもしれません。
水彩色鉛筆は、どちらかというとお絵かき好きな子向けの商品。学校の色鉛筆以外に趣味用に欲しい場合に検討してみるとよいでしょう。
子どもに合った色鉛筆選びのコツ
色鉛筆の油性か水性かを選んだら、次はお子さまの年齢や用途などに合わせて絞り込んでいきましょう。
年齢に合わせた色鉛筆選び
色鉛筆選びの1つめのポイントは、お子さまの「年齢」。幼児の場合は安全性が第一ですし、子どもが扱いやすい書き心地やデザインも大切です。
■安全性
大人が画材として使う色鉛筆は、発色を良くするために健康に害のある顔料を使っている場合があります。そのため、色鉛筆の芯を舐めてしまうような子の場合は注意が必要です。
日本の学校などで一般的に使われている学習用色鉛筆なら、日本工業規格(JIS)に基づき、安全性に配慮して製造されています。外国製色鉛筆の場合、子ども用に製造されたものとして、EU加盟国の色鉛筆ならCEマーク、アメリカ製の場合はAPマークが付けられています。
子ども用色鉛筆を購入する場合は、日本の学習用色鉛筆、CEマーク、APマークが付いた商品を中心に選びましょう。
■書き心地・形状
日本製の一般的な色鉛筆は、JIS規格に基づいて長さや太さが決められており、円柱形をしています。大人はこの大きさで平気なのですが、子どもにとっては「長過ぎる」「細すぎる」「握りにくい」と感じられることがあります。
「この大きさは合わないかも」と感じたら、お子さまの手のサイズに合った長さで、少し太めの軸や芯、ABS加工(芯折れを防ぐ加工)がされている色鉛筆を選択肢に入れてみてください。
幼児向け色鉛筆には、正しい持ち方をサポートするなど形状の工夫があったり、折れにくい芯を使っていたりする商品がたくさん。小学生の場合は大人が使うような形状の色鉛筆でも構いませんが、持ちにくそうにしていたら軸が少し太めのものを試してみましょう。
なお、最近では100円程度で買える色鉛筆セットもあります。しかし、安価すぎる商品は、発色が良くなかったり芯が折れやすかったりして、子どもにとっては使いにくい場合も。お子さまが学校で使うための色鉛筆は、品質や使いやすさを考慮して揃えてあげるとよいでしょう。
■色数
色数については、幼児は6色や12色から始めましょう。
小学校で使う色鉛筆は、学校から全員に同じものが配布される場合もあります。各家庭で揃える必要がある場合は、色数などについて学校から指示がないかを確認してから購入しましょう。
とくに指示がない場合、小学校で使うなら12色セットが基本です。入っている色は商品によって少しずつ異なりますが、黒・紺・青・水色・緑・黄緑・黄・オレンジ・薄橙・ピンク・赤・茶のセットが多く見られます。高学年であっても特にこだわりがなければ12色セットで構いません。
もし12色を使ってみて「もっと色数がほしい」と感じるお子さまなら、24色、36色にチャレンジしてみましょう。
■収納ケース
色鉛筆選びの際に意外と重要なのが収納ケースです。
紙製・平たい缶・円筒状・平たいプラスチック・木製などがあり、新しいタイプでは布製ケースもあります。それぞれにメリット・デメリットがあります。
<紙ケース>
メリット:軽くて持ち運びがしやすい
デメリット:低学年の子だとすぐに壊してしまう
<平たい缶ケース>
メリット:ぱっと見てどこにどの色があるか分かりやすい、取り出しやすい
デメリット:落とすと大きな音がする、フタを開けるときに中身が散乱することがある
<円筒状ケース>
メリット:コンパクトに持ち運べてオシャレ
デメリット:短くなった色鉛筆を取り出しにくい
<平たいプラスチックケース>
メリット:落としても大きな音がせず、色も見やすい
デメリット:商品によっては「きちんとしまらない」などの問題があることも
<木製ケース>
メリット:高級感がありかっこいい、見やすく取り出しやすい
デメリット:プロ向けがほとんど、重たいので持ち運びに不便
<布製ロールケース>
メリット:コンパクトでオシャレ、広げると色が見やすい
デメリット:種類が少ない、基本は24色セット以上
最終的にはお子さまの色鉛筆の扱い方で選びますが、はじめは商品数・持ち運びのしやすさ・片付けやすさ・壊れにくさの点から、缶ケースやプラスチックケースがよいでしょう。
用途に合わせた色鉛筆選び
2つめのポイントは「用途」。たとえば、「学校で使う」「趣味のお絵かきで使う」などです。
■油性か水性か
色鉛筆で描いた部分が水に溶けるか溶けないかは、最も大きなポイントです。
小学校で使う場合、特に指定がない限りは水に溶けない油性色鉛筆を選んでください。家で自由に描きたい場合は、どちらでも構いません。
色鉛筆を初めて使う場合も、まずは油性から使ってみるのがおすすめ。反対に、すでに色鉛筆を使い慣れていて家用に購入したいなら、今までとは異なる水彩色鉛筆に挑戦してみると楽しいかもしれませんね。
■芯の柔らかさ
色鉛筆の芯には「硬質・中硬質・軟質」という3つのタイプがあります。柔らかい芯か硬い芯かを決める第1のポイントはお子さまの好み。第2のポイントは、お子さまが「何を描きたいのか」です。
たとえば、硬めの芯は細かい線を描いたり塗ったりするのに適しています。筆圧の影響も少なめなので、ムラなく塗るにもよいでしょう。ノートに注釈を書き込む、植物を細かくスケッチする、動物の毛並みやヒゲを描く、机や箱の平らな面を描くなどするのに便利です。
柔らかめの芯は発色がきれいなので、濃淡を表現したり混色したりする場合に合っています。きれいな色で濃く塗りたい場合以外にも、虹のようなグラデーションを表現する、鮮やかな羽毛をもつ鳥を描く、おいしそうな果物を描くなど、いきいきとした表現に合うでしょう。
水彩色鉛筆では、硬質か軟質かで水への溶けやすさも異なります。軟質は水に溶けやすく、水彩絵の具のような仕上がりになります。それに対して、硬質は水に溶かしても線が残りやすいのが特徴です。
芯の柔らかさで迷ったら、ひとまず中硬質を使って様子をみるとよいでしょう。
■色数
色数で代表的なのは、12色セット。ケースも比較的コンパクトで、学校の文房具としても自宅で使う画材としても使えるセットです。
一方、さまざまな色を使ってお絵かきや塗り絵をしたい子の場合は、24色セットや36色セットが楽しいでしょう。24色以上のセットには、灰色・黄土色・赤紫色といった中間色があるだけでなく金・銀といった特別な色も入っています。白い色鉛筆もあるので、色合いを調整するにも便利です。
趣味趣向に合わせた色鉛筆選び
第3のポイントは、趣味嗜好です。お絵かき好きの子や、自分の持ち物にこだわりのある子の場合は、色数・収納ケース・デザインという点からも選んでみてください。
■色数
お絵かき好きの子には24色や36色がおすすめ。たくさんの色が並んでいるのを見て、心躍らせるでしょう。高学年で色の扱いにも慣れている子なら72色セットでも使いこなせるかもしれません。
学校で使う色鉛筆は最大でも24色セットにするほうが便利ですが、自宅なら多少かさばっても平気。多いものでは100色以上のセット、特に多いものでは500色セットがあります。
■芯の柔らかさ
色鉛筆の芯の柔らかさについては、個人の好みが大きく影響します。書き心地や描きたいものを思ったとおりに描けるかといった部分に影響してくるからです。
前に述べたように、細かく描きたい子なら硬質の色鉛筆が適しています。しかし、軟質ほど発色がよいわけではありません。細かい描画より色のきれいさのほうが好きなら、軟質の芯を選ぶとよいでしょう。
■収納ケース
色数にはあまりこだわりがない子でも、収納ケースにひかれて選ぶ場合があります。お気に入りのキャラクターやヒーロー、素材、形など、ときめくポイントはそれぞれです。
最近では、布製カバンやロールケースなどの収納ケースがついたセットもあります。布製ケースは、見た目のオシャレさと同時に、うっかり落としても大きな音がしないといった点が魅力です。
色数が決まっていたり、ケースのデザインを重視したりするお子さまには、いろいろなケースの色鉛筆を見せつつ選んでみてください。
おすすめしたい子ども向け色鉛筆
以上のポイントを考慮しつつ、おすすめの子ども向け色鉛筆を見ていきましょう。まずは小学校でも使いやすい12色セット、次にお絵かき好きの子向けの色鉛筆やプレゼント用色鉛筆をご紹介します。
小学生におすすめ色鉛筆8選
■三菱鉛筆 色鉛筆880 ユニパレット(缶ケース入り)
・メーカー:三菱鉛筆・種類:油性色鉛筆
・価格:636円
・色数:12色
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特徴
小学生向け色鉛筆の定番、三菱鉛筆の色鉛筆にシンプルなデザインが登場しました。折れにくさ・書き心地・発色、そして削りやすさが人気のユニの色鉛筆が、青・ピンク・水色のいずれかのシンプルな缶ケースに入っています。高学年になっても使いやすいパッケージデザインなので、長く使い続けたいお子さまにもおすすめです。
■トンボ鉛筆 ミニ色鉛筆NQ(缶ケース入り)
・メーカー:トンボ鉛筆・種類:油性色鉛筆
・価格:406円
・色数:12色
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特徴
書き心地・発色など、高品質で知られる色鉛筆の定番商品の1つ。長さが通常の半分程度という、ミニサイズの色鉛筆です。缶ケースに入っており、低学年の小学生でも扱いやすい大きさ。ケースを壊さず簡単に開け閉めしやすいのも特徴です。入学セットで購入したというご家庭も多く見られます。
■サクラクレパス 小学生色えんぴつ(ソフトケース入り)
・メーカー:サクラクレパス・種類:油性色鉛筆
・価格:880円
・色数:12色
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特徴
発色・書き心地が良く、初めてでも使いやすいよう工夫された色鉛筆で、軸に色の名前が書いてあります。落としてもうるさくなく、反動でフタが開くこともないソフトケース入り。「使ったらケースに戻す」を習慣づけられるよう、色鉛筆をしまうとカチッと音がなるストッパー付き。名前シール付属のセットなので入学セットとしても便利です。
■トンボ鉛筆 色鉛筆 ippo!(スライド缶入り)
・メーカー:トンボ鉛筆・種類:油性色鉛筆
・価格:719円
・色数:12色
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特徴
トンボ色鉛筆がスライド式の缶ケースに入った商品で、ケース色は青・ピンク・シルバーなど6種類があります。弱い力で簡単に開け閉めでき、完全に開けたあとは本体と重ねられるので机の上を広々と使えます。ケース表面には色鉛筆に対応した色が塗られており、片付けの際の目印になるでしょう。乱暴に扱うとフタが歪んで開かなくなることがありますので、ていねいに扱える子に向いています。
■サクラクレパス 色鉛筆 クーピー(ソフトケース入り)
・メーカー:サクラクレパス・種類:油性色鉛筆
・価格:548円
・色数:12色
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特徴
書き心地・発色・消しやすさで長年愛されてきたクーピー。「使ったことある!」という親御さんもいらっしゃるでしょう。そのクーピーが、扱いやすいソフトケースに入りました。うっかり落としても大きな音がせず、クーピーを衝撃から守ってくれます。軸全体が芯になっているためコスパがよく、広い面を塗るにも便利。削って先端を細くすれば細かい書き込みもできます。クレヨンから色鉛筆への移行にもぴったりです。
■ぺんてる 小学校色えんぴつ(ソフトケース入り)
・メーカー:ぺんてる・種類:油性色鉛筆
・価格:1100円
・色数:12色+3色
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特徴
ぺんてるの「小学校色えんぴつ」は、小学校の授業のために作られた「教科書準拠」の商品です。基本12色に、学校の先生が選んだ「あるとより便利な3色」の「あおみどり」「こげちゃ」「むらさき」が加わりました。自然観察、絵地図、あさがおの観察などで重宝するはず。軸全体が芯になっている、消しゴムで消せる、ソフトケースに入っているなど、便利な色鉛筆で、名前シールも付いています。
■ステッドラー・ノリスクラブ 消せる色えんぴつ(缶ケース入り)
・メーカー: ステッドラー・種類:消せる色鉛筆
・価格:540円
・色数:12色
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特徴
プロが使う色鉛筆のメーカーとして有名なドイツの老舗文具メーカー「ステッドラー」の子ども向け色鉛筆です。世界で最も厳しいと言われるヨーロッパの安全規格(EN-71)に適合した商品で、CEマークがついています。鮮やかな発色・消しゴムで消せる点が魅力。色のセレクトが日本製品とはやや異なり、紺・ピンクのかわりに紫・ワイン色が入っています。
■ファーバーカステル 油性色鉛筆(缶ケース入り)
・メーカー:ファーバーカステル・種類:油性色鉛筆
・価格:545円
・色数:12色
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特徴
色鉛筆専門メーカー「ファーバーカステル」の12色セット。特殊製法により、折れにくさ・書き心地のよさを実現した「ちょうどいい硬さ」が人気です。鮮やかな色が多く、きれいに重ね塗りができます。子どもから大人まで使える商品なので、学校用はもとよりご家庭で親子一緒に使うのもおすすめ。軸部分には名前入れスペースがあります。
お絵かき好きにおすすめ色鉛筆5選
■トンボ鉛筆 色鉛筆NQ(缶ケース入り)
・メーカー:トンボ鉛筆・種類:油性色鉛筆
・価格:1573円
・色数:36色
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特徴
トンボ鉛筆の色鉛筆の36色セットです。安心の高品質で、発色・書き心地の良さが人気。いつも使っている色鉛筆で「もっと色が欲しい!」というお子さまにおすすめです。ケースの中に並んでいる色鉛筆を見るだけでうっとりしてしまう子もいるでしょう。
■三菱鉛筆 消せる色鉛筆 ユニアーテレーズカラー
・メーカー:三菱鉛筆・種類:消せる色鉛筆
・価格:2845円
・色数:24色
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特徴
三菱鉛筆による消せる色鉛筆「ユニアーテレーズカラー」。軽く消して色を塗り足したり、はみ出た部分を修正したりできます。消しても紙が傷まない点も嬉しいポイント。この商品は24色セットですが、12色セットや36色セットもあります。消せる色鉛筆なので、下描きなどで物や人物を別々の色で描くにも便利でしょう。
■三菱鉛筆 ポンキー色鉛筆(プラスチックケース入り)
・メーカー:三菱鉛筆・種類:油性色鉛筆
・価格:864円
・色数:12色
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特徴
全体が芯になっている色鉛筆で、軸部分には「丈夫巻」という紙ロール加工が施されています。なめらかな書き心地・折れにくさ・発色の鮮やかさが特徴。強く書くことで混色も可能です。一般の色鉛筆とさらに異なるのが、さまざまな物に書けるということ。色のついた折り紙や紙粘土、ペットボトル、石、ガラス、金属などに書いてもきれいに色が出ます。お子さまの創作の幅を一気に広げる商品です。
■ファーバーカステル 水彩色鉛筆 (平缶ケース入り)
・メーカー:ファーバーカステル・種類:水性色鉛筆
・価格:509円
・色数:12色
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特徴
ファーバーカステルの水彩色鉛筆です。特殊製法により、折れにくさ・書き味の良さ・発色の良さを実現しました。12色セットで安価なので、「これから水彩色鉛筆を始めたい」というお子さまに最適。ファーバーカステルにはさまざまな色鉛筆がありますので、12色を使い終わったらより多くの色数や別のシリーズを試してみるのも面白いでしょう。
■ステッドラー・ノリスクラブ 水彩色鉛筆(缶ケース入り)
・メーカー:ステッドラー・種類:水性色鉛筆
・価格:2872円
・色数:36色
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特徴
ステッドラーの子ども向け水彩色鉛筆です。一流メーカーらしい高品質でありながらCEマークがついており、年齢の低い子が使っても安全。36色セットでたくさんの色が入っているので、簡単にきれいなグラデーションを作れます。水彩表現に慣れてきたお子さまの表現力をさらに伸ばしてくれるでしょう。
ちょっと変わり種色鉛筆4選
■PENSING 消せる色鉛筆(プラスチックケース入り)
・メーカー:PENSING・種類:消せる色鉛筆
・価格:1590円
・色数:24色
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特徴
PENSINGの消せる色鉛筆は消しゴムで何度でも消すことができます。六角形の軸やABS加工で折れにくい芯が特徴で、たとえ軸が折れても断面がギザギザになりません。消せる・発色鮮やか・重ね塗りもきれいの三拍子で、こだわって塗りたいお子さまに最適です。
■500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS
・メーカー:フェリシモ・種類:油性色鉛筆
・価格:65,000円(2,600円×25回)
・色数:500色
公式サイトで見る
特徴
500色という圧倒的なカラーバリエーションの大人気セット。世界55ヵ国でシリーズ累計12万セットが愛されています。500色それぞれにつけられたユニークな色名も特徴的。同じ赤色でも『New Bike(まっさらな自転車)』『Heavenly Hibiscus(天国のハイビスカス)』など創造性を刺激する名前がついています。色の豊富さだけでなく、滑らかで柔らかな描き心地や、美しい発色も魅力。「何を描こうかな?」と幸せな想像が次から次へとわいてくるはずです。
■ファーバーカステル ジャンボグリップ 色鉛筆 (平缶ケース入り)
・メーカー:ファーバーカステル・種類:油性色鉛筆
・価格:3591円
・色数:16色
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特徴
ファーバーカステルの色鉛筆でも珍しい、三角形グリップで太めの色鉛筆。お子さまにとって持ちやすく握りやすいのが最大の特徴です。太めの軸は幼児向けで色数が少ない商品が多いものですが、本品は16色セット。一見すると日本の色のセレクトと似ていますが、塗ってみると「落ち着いた色味だった」という声がよく聞かれます。鮮やかで元気な色より少し落ち着いた色のほうが好きな子なら、より気に入ってくれるでしょう。
■トンボ鉛筆 色鉛筆(ロールケース入り)
・メーカー: トンボ鉛筆・種類:油性色鉛筆
・価格:2245円
・色数:24色
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特徴
トンボ色鉛筆が布製ロールケースに入った商品です。鉛筆も色鉛筆も削れる2穴のミニ鉛筆削りが付属し、鉛筆6本分の予備ポケットや消しゴム収納スペースもあります。ケース全体のデザインは、表が黄色で裏が黒。上部分の布を内側に折り返して巻いていくことで、色鉛筆の先端を保護できる構造になっています。缶ケースより扱いやすく、色名が「山吹色」など和名になっている点も人気です。
入学祝いなどプレゼントにもおすすめ色鉛筆3選
■三菱鉛筆 水彩色鉛筆 ユニウォーターカラー(缶ケース入り)
・メーカー:三菱鉛筆・種類:水性色鉛筆
・価格:2518円
・色数:24色
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特徴
三菱鉛筆の水彩色鉛筆です。筆圧によって簡単に濃淡を出せるとともに、混色もきれいと評判。初めてでも使いやすいため、水彩画デビューのプレゼントに最適です。付属の筆を使えば手軽に水彩画を楽しめるでしょう。12色セット、36色セットもあります。
PENSING 消せる色鉛筆(ロールケース入り)
・メーカー:PENSING・種類:消せる色鉛筆
・価格:2990円
・色数:36色
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特徴
PENSINGの消せる色鉛筆が、布製のロールケースに入った商品。専用の消しゴムと鉛筆削り付きで、名入れサービスもあります。「消せる色鉛筆」と「ロールケース」の組み合わせは数ある商品の中でも珍しい上に、ケースは大人も持ち歩けるくらいオシャレ。小学校高学年以上のお子さまへのプレゼントにぴったりです。
■トンボ鉛筆 色鉛筆 色辞典(特殊ケース入り)
・メーカー:トンボ鉛筆・種類:油性色鉛筆
・価格:2073円
・色数:30色
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特徴
パッケージやデザインにこだわったプレゼントをお探しの場合は、トンボ鉛筆「色辞典」シリーズがおすすめです。30色セットという珍しい色数で、デザインや色のセレクトが非常に美しいのが特徴。見ているだけでワクワクしてきます。シリーズ商品は全部で三集、合計90色。第一集は「樹木の色、花の色、鳥の色」、第二集は「エコロジーカラー」、第三集は「艶やかな蛍光色」のセットです。それぞれの色で実際に植物や鳥、四季の風景などを思うままに描いてみましょう。硬めの芯なので細かい書き込みにも適しています。
色鉛筆でする塗り絵で得られるまなびとは?
色鉛筆を手にいれて、まず手軽にできるのが塗り絵です。お気に入りのキャラクターを塗ったり、学校のプリントにあるちょっとしたイラストを塗ったり、親御さんが描いた線画を塗ったり…。
こうした塗り絵を通して、子どもたちは多様なまなびを得ていきます。
運筆能力を高める
小学校1年生は、保育園や幼稚園でクレヨンを使ってきた子が多いでしょう。多くの色鉛筆はクレヨンよりも細く、うまく塗るには細かい指先のコントロールが必要です。
塗り絵をすることで、好きなキャラクターを塗りながら「線からはみ出さずに塗る」「細かい部分を塗る」「ムラなく塗る」など、さまざまな練習ができるでしょう。
集中力を高める
線からはみ出さないように塗ったり1ページ分を塗り終えたりするには、集中力が必要です。
塗り絵は、一定時間継続して何かに取り組み続ける練習になります。
色彩感覚を身につける
色の使い分けは思うより難しいもの。「髪は黒」という決まりもなく、アニメキャラクターなどでも茶色や黄色、ピンク、青、緑色といったようにさまざまです。見本通りに色を選ぶ子もいれば、全部一色で塗る子もいますし、独自の色選びで塗っていく子もいるでしょう。
そのような試行錯誤を通して、子どもたちは色の名前や特徴、色の組み合わせでどのように印象が変わるかなどを学んでいきます。
達成感を得る
塗り絵が完成すると「できた!」という達成感を得られます。それは、1つのことを自分の力でやり遂げられるという自信につながるはず。完成していなくても、「ここまで塗れたね!」「きれいに塗れたね!」など、褒めポイントもたくさんあります。
塗り絵ができるようになってくると、今度は自分で絵を真似して描くという子もいるでしょう。
塗り絵は、お子さまの小さなステップアップをたくさんサポートしてくれる遊びなのです。
子どもの趣向や用途にあった色鉛筆を選ぼう
学習や塗り絵、お絵かきなど多くの場面で活躍する色鉛筆。ここまで色鉛筆選びのポイントや実際の商品を紹介してきましたが、一番大切なのはお子さまの好みや「どのように使いたいか」です。
同じくらいの品質の12色セットでも発色・芯の柔らかさ・色のセレクトが少しずつ異なりますし、もともとお絵かき向けに開発されたものも、学校のノートを書くために開発されたものもあります。色数が多いものを好む子もいれば、軸の形やパッケージにひかれる子もいるでしょう。
鉛筆選びの際は、ぜひお子さまと相談しながら「あれかな? これかな?」と楽しく選んでみてください。
まとめ & 実践 TIPS
色鉛筆は、シンプルな12色セットだけでも商品のバリエーションがとても豊か。お気に入りの色鉛筆で塗り絵をしていけば、指先の使い方や色彩感覚、集中力など多くの学びやスキルアップにもつながります。
ぜひ、お子さまの好みや使い方に合った色鉛筆を見つけてあげてください。
出典:
幼児期に「塗り絵」をさせる効果「できた!」の達成感が自身を育む|ベネッセ教育情報サイト
https://benesse.jp/kosodate/201605/20160528-1.html
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