悪いところにばかり目が行く……そんな人に試してほしい子どものイイところ探しのコツ

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子どもの良いところ、いくつ言えますか? 悪いところは浮かんでくるのに、良いところはなかなか探せないというかたも多いかもしれません。でもそれは、良いところがないわけではなく、探し方を知らないだけ。ちょっとしたコツで、子どもの良いところは山ほど見つかります。

この記事のポイント

もっとピンポイントで!【イイところ探しのコツ①】

子どもの良いところと言われてパッと思い浮かぶのは、「元気がイイ」「優しい」「面白い」「明るい」といった言葉ではないでしょうか。もちろん、これもとても良いところ。でも、もっとピンポイントで見てあげると、良いところが増えますよ。

たとえば、「優しい」。「友達におもちゃを貸してあげた」「ゴミを捨ててくれた」「お掃除を手伝ってくれた」と具体的にしてみましょう。「優しい」と言えば一言で終わってしまいますが、こうすれば良いところがたくさん見つかります。「元気がイイ」も、「大きな声でおはようが言えた」「保育園でいっぱい遊んだ」と具体的に言い換えられるでしょう。

抽象的な言葉で終わらせてしまうのではなく、一つひとつの行動に焦点を当ててみましょう。そうすれば、お子さまのことをどんどんほめてあげられます。

昨日の姿と比べてみて!【イイところ探しのコツ②】

良いところを探す時は、どうしても友達と比較しがち。でも、そうすると悪いことばかり目についてしまいます。ですから、友達や世間と比較するのではなく、「過去の本人」と比べてみましょう。

「昨日より5分早く起きた」「この前よりも食べられるものが増えた」「2歳の時よりいっぱい歩けるようになった」など、生まれてから今までの姿と比べれば、成長したことは山ほどあるはず。当たり前のことだってOK。ここまで成長したのは、お子さまががんばったからです。この方法を使えば、今まで「ダメ」と思っていたことが「良いこと」に変わります。

短所を長所に置き換えてみよう!【イイところ探しのコツ③】

短所は、見方を変えれば長所になります。これも、良いところを探すコツ。たとえば「わがまま」なら、「自分の気持ちがきちんと言える」と考えることができます。「叱られても反省しない」なら「プラス思考」「気持ちの切り替えが早い」とも考えられますよね。

保護者のかたから見て短所だと思っていることは、他の場面では長所になることがあります。「ここに困っている」というところがあれば、一度逆に考えてみるとよいかもしれませんね。

まとめ & 実践 TIPS

良いところを探すコツは、自分自身にも使えます。普段、自分のことを「ダメだ」と思ってしまう癖があるかたは、ぜひ紹介した方法を使ってみてください。きっと、自分の良いところがたくさん見つかるはずです。お子さまの良いところを探すだけでなく、自分自身をほめることも忘れないでください。

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