お風呂は数を覚えるチャンス! 小さい子どもに数を教える時に気を付けたいこととは?

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1~10の数をかぞえられるようになると、遊びの幅が広がったり、生活の中でも役立ったりします。でも、小さな子どもに無理やりお勉強させるわけにはいかない……。そんな時は、お風呂の時間を活用してみてはいかがでしょうか?

この記事のポイント

お風呂で数をかぞえてみよう!

1、2、3くらいの小さな数なら、遊びや生活の中でたくさん登場します。また、時計を見たりすることで数に興味を持つことはできるでしょう。多くの数を順番にかぞえるという機会は案外少ないもの。でも、毎日行うことの中に、絶好のチャンスがあります。

それがお風呂。入浴時は、自然と数をかぞえることができる時間です。「10かぞえたら出ようね」というのは、保護者のかたも小さい頃にやっていたのではないでしょうか? ぜひ、入浴時に1~10までかぞえることを習慣にしてみましょう。まだおしゃべりができない頃も、保護者のかたが数をかぞえてあげればOKです。

お風呂が大好きな子どもにとっては、「10かぞえたら出よう」と出るきっかけに。お風呂が嫌いな子どもにとっては、「10かぞえる間だけ温まろう」とがんばる目安に。数をかぞえることは、数を覚えるだけでなく入浴の時間を上手に区切るテクニックにもなるのです。

慣れてきたらいろんなかぞえ方にチャレンジ!

1~10までかぞえられるようになったら、今度はカウントダウンに挑戦してみましょう。もちろん、まだ数を覚えられていないうちから同時進行してもOK。カウントダウンすると、「0」という数にも触れることができます。「0になったらロケット発射だよ!」といってカウントダウンすれば、楽しみながら数を覚えられそうですね。

大きくなってきたらもっとレベルアップしてみましょう。保護者のかたと交互に数字を言ったり、10から先の数にチャレンジしてみたり……数をかぞえるだけでもいろんな楽しみ方があります。

間違えたり言わなかったりしても、叱ったりする必要はありません。お勉強にするのではなく、楽しむことを心がけましょう。

数をかぞえる時に気を付けたい「4」と「7」

数を覚え始めの頃に、一つだけ気を付けてほしいことがあります。それは、「4」と「7」の読み方を統一するということ。「4」は「よん」「し」、「7」は「なな」「しち」とそれぞれ2種類の読み方があります。どちらも正解ですが、小さい頃はこれが混ざると混乱する可能性も。スムーズに数を覚えていくために、どちらかに統一するとよいでしょう。

おすすめは、「4」は「よん」、「7」は「なな」と読むこと。カウントダウンの時の読み方に合わせれば、普通にかぞえる時にも不自然になりません。他の数字と聞き間違える心配も減らせます。

もちろん、いろんな読み方があるのが日本語の特徴。「ひとつ、ふたつ、みっつ」「いっこ、にこ、さんこ」「ひー、ふー、みー」など、バラエティ豊かなところが面白さでもあり、良さでもあります。数を覚えてきたら、いろんな読み方・数え方があるということも教えていってあげるとよいかもしれませんね。

まとめ & 実践 TIPS

お風呂は、数に自然と触れることができるとてもよい時間です。親子のコミュニケーションにもなります。ぜひ、お風呂から出る時に数をかぞえるという習慣を、小さな頃から身につけてみてください。

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