小学生の友達事情! 注意すべき関係や見守り方のポイントは?

  • 育児・子育て

小学校に入ると一気に広がる交友関係。学年が上がるにつれ、心配事の種は増えがちです。保護者は友達関係に口出しすべき? 注意やサポートはどこまで? など頭を悩ませることも多くなります。そこで、今回は注意すべき関係や見守り方のポイントなどをお伝えします。

この記事のポイント

子どもの気持ちを最優先にして様子を見よう

いつも一緒にいて、我が子が「仲良し」と言っているお友達。でも少し我が子が振り回されているように見えなくもない……? こんなとき「距離を置いたほうがいいのでは?」と思うこともありますが、お互いが遠慮せず言いたいことを言える関係なら見守ってOK。子どもたちだけのやりとりのなかで、学んでいくこともたくさんあります。

もしお友達の態度や発言に、人を傷つけたり不快にさせたりするものが目立つようであれば、やんわりと「私はそう言われると傷ついちゃうから、そういうのはやめてほしいなぁ」と意思表示してみましょう。小学生の場合はまだ相手の気持ちまで考えず言いたいことを言ってしまうことも多いので、周りにいる大人たちが≪他人はどう感じるのか≫を伝えていく必要があります。

「お友達を特別扱い」はNG

お友達が遊びに来たらお菓子やジュースをたくさん出す、ゲームを優先的にたくさんやらせてあげる……。我が子と仲良くしてほしいから、とついもてなしてしまいがちですが、普段どおりでOKです。最初は純粋に「遊びたい」と来た場合でも、もてなされることが続けば次第に「特別扱いされたいから来る」ようになる可能性も。

我が家に遊びに来た場合は、基本的にはお友達にも「我が家のルール」を適用しましょう。ダメなことは理由を話してきちんと注意する、逆に遊びに行かせてもらった場合は相手のおうちルールを守ることを徹底すれば、どちらの保護者にも負担が少なくて済みます。

わが子も外では同じかも? 日頃からマナーを教えておこう

小学校へ通い始めると、学校や友達とのやりとりのなかでいろんなことを学んでいく子どもたち。家と外では態度や発言が違うこともあるため、どんなに素直なお子さまでも「うちの子に限って」はないと思っておくことが大切です。

もしここがお友達の家だったら、公共施設だったら……と想定し、やってはいけないことやマナーを日常生活のなかで少しずつ伝えておきましょう。

まとめ & 実践 TIPS

小学生になると、お子さまの行動はどんどん大人の目が届かなくなります。日頃から話を聞いたり表情を見たりしてコミュニケーションをとり、「お母さんはあなたが大事だから、楽しいことや悲しいことも教えてほしいと思ってるよ」など、手は離しても心は離していないことをきちんと言葉にして伝えるようにしましょう。

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