反抗期、子どもの反応タイプによって対処法を考えよう!

ついにうちの子にも反抗期がやってきた…。大人へと成長する大切な過程と頭では理解していても、いざ我が子の変わりようを目の当たりにするととまどってしまう保護者のかたが少なくないようです。この時期の子どもにどう接するべきか、子どもの反応のタイプ別に解説します。

■イライラして不機嫌なタイプには?

子ども自身、苦しんでいることを理解しましょう
この時期の子どもはイライラしがちで、保護者のちょっとした言葉にも突っかかってくる姿がよく見られます。子どもがイライラとするのは、急激な心身の成長にとまどい、どう振る舞えばよいかわからず、もどかしく感じている合図です。まず子ども自身も苦しんでいると理解することで、どっしりと構えられるようになるはずです。

イライラしていたら、いったん距離をとりましょう
子どもがイライラしているときに何かを言い聞かせようとしても、あまり効果はありません。不機嫌そうだと思ったら、いったん距離をとり、気持ちが落ち着いてから会話するようにしましょう。

気分転換を促しましょう
イライラしているときは、子ども自身、上手に気持ちを切り替えられずに苦しんでいると考えてください。そんなときは、あえてイライラに触れず、子どもの好きなおかずやおやつを用意してはいかがでしょうか。おいしいものを食べると気分転換になるはずです。また、晩御飯の前でしたら、「先にお風呂に入ってくれば?」とすすめてみるのも良いかもしれません。子どもはさっぱりとした気分になりますし、保護者も一旦子どもと離れることで、クールダウンすることができるはずです。

話を聞く態度を示しましょう
子どもがクラブ活動のことで悩んでいたら、間接的にその話題に触れてみましょう。「来月からのクラブ活動の練習日程はもう出たの?」など、子どもが答えやすい具体的な質問が良いですね。その際は、何か助言するのではなく、子どもの話に耳を傾けることでストレスを和らげてあげることを心がけましょう。子どもは何も言いたがらないかもしれませんが、こちらから話を聞く態度を示すことで、「あなたのことを心配している」という気持ちが伝わり、不安は軽減されるはずです。

■保護者をバカにするような言動をするタイプには?

大らかな心で受け止めましょう
保護者をバカにするようなことを言われたら、ついカッとなって叱りたくなる気持ちもわかります。しかし、子どもは絶対的な存在だった保護者に反抗することで、自分自身の価値観を築こうと必死にもがいています。ある程度は大らかな心で受け止めてあげることも大切です。

保護者という立場を強調しすぎないようにしましょう
保護者の反応として最も良くないのは、「親に向かってそんな口の利き方をするな」「嫌なら家から出て行け」など、保護者という立場を強調して反論を封じ込めてしまうこと。子どもは一人では生きていけませんから、それを言われたら黙る他はなく、大きなストレスを抱えてしまいます。子どもの言い分も認めるなど大人として扱うことで、こちらの話も聞きいれやすくなるでしょう。

人を傷つける言動は許さない姿勢を貫きましょう
大らかに受け止めることが必要といっても、人を傷つけるような言動は許さないという態度を貫くことは大切です。そんな保護者の姿勢から、子どもは「何を言っても許されるわけではない」と気づきます。

■保護者を無視して閉じこもりがちなタイプ

常に気にかけていることを伝えましょう
保護者が話しかけても無視したり、「別に」と素っ気ない返事しかしない子どももいます。それでも、「話しかけてもムダだから」と、保護者から働きかけるのを止めてしまうのは良くありません。「今は話したくないかもしれないけれど、何かあったらいつでも聞くからね」などと、常に気にかけていることで子どもは安心します。

会話が難しい場合は文章で伝えましょう
会話が成立しづらい場合は、文章で伝えるのも良い方法です。長々とした手紙でなくても、例えば、メールや置き手紙の最後に「最近、がんばっているね。応援しているよ」などとひと言添えるだけで、子どもは自分が大切にされていることを実感するはずです。

反抗期は親子の関係性を見つめ直す時期

子どもの反抗期は、保護者にとってもつらい時期です。それでも、この時期、子どもの反抗を力で押さえつけたり、逆に言いなりになったりせず、子どもとしっかりと向き合うことで、その後の親子の絆はより深いものになるはずです。子どもの反抗期は、親子の関係性を見つめ直すべき時期といえるかもしれません。

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