種類を見分けて上手に落とす! シミ抜きのコツ

 ソースやしょうゆの食べこぼし汚れ、靴下や運動靴の泥汚れ…活発に動くお子さまは、服にシミをつけてしまうことも多いのでは?
シミにはいろいろな種類ごとに最適なシミ抜きの方法があり、間違えてしまうと余計にとれなくなることもあります。ぜひ正しい方法を覚えましょう!
ただし、個人でシミ抜きをすると繊維を傷めてしまう素材もあるので、高価な衣類などは専門店に相談してください。

 

まずはシミの種類をチェックしましょう

 

 シミには、大きく分けて「水溶性のシミ」「油性のシミ」「不溶性のシミ」という3つの種類があります。見た目で区別する場合、水溶性のシミは、くっきりと滲(にじ)んでいるもの。油性のシミは、縦横に線が入っているもの。そして不溶性のシミは、輪郭がぼんやりしているものです。原因不明のシミは、光にすかして形を確認し、どのタイプか見分けるといいでしょう。

しかし、見た目だけではわからないときは、シミにスプレーで霧をかけてみるのがオススメ。水溶性なら、まわりの布地よりシミの色が濃くなりますし、油性なら、シミ部分だけが霧をはじくはず。そのどちらでもないものは、不溶性ということになります。

 

水溶性のシミ抜き

・飲料、調味料

シミがついたらすぐ、濡らしてから固く絞った布でトントンと叩いたり、水でつまみ洗いをすれば簡単にとれます。もし残るようなら、水で3~5倍程度に薄めた中性洗剤をつけ、布で根気よく叩いてください。それでも落ちない場合は、繊維に合った漂白剤を使用しましょう。

 

・血液

血液はお湯で洗うのはNGです。頑固なシミは、大根おろしをくるんだガーゼなどで叩いていくと消えるはず。

 

 

油性のシミ抜き

・化粧品類

ファンデーションや香水のシミは、化粧水やクレンジングオイルを含ませたコットンなどで拭き取りましょう。アルコールが含まれているものを使えばきれいにとれます。

口紅は、少量のバターをつけて軽く揉(も)み洗いすると薄まります。そのあと、化粧水などアルコールを含ませた布で叩いて落としましょう。

 

・文房具類

ペンのインクや朱肉は、シミの下に乾いたタオルを敷き、食器用洗剤をつけた綿棒で叩いて、インクをタオルに吸い取らせます。時間が経って落ちづらくなってしまったインクは、レモンスライスでこすりながら水洗いしましょう。レモンの漂白作用で、だんだんインクが薄くなっていくはずです。

 

 

不溶性のシミ抜き

・泥、ガム

まず乾かしてヘラなどでこそげ落としてから、水で3~5倍程度に薄めた中性洗剤をつけ、布で根気よく叩いてください。

 

・墨

広がりやすいので、慌てて拭き取ろうとするのはNG。歯みがき粉と石けん水を混ぜたものをたっぷりとつけて、ヘラなどで汚れをしごき出してから、水で洗いましょう。

 

 

いかがでしたか? 「もう処分するしかない」…そうあきらめてしまう前に、試してみましょう。

 

 

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