収納の悩み解消!整理したいのに捨てられないものベスト3とは?

住まいの悩みや不満の中でもピックアップされがちなのが、収納場所です。家族で暮らしていると、それぞれの持ち物が多くなり、片付けるところを確保するのは結構大変。ご自宅の収納について、どのぐらい満足しているのか、収納に困っているのはどんなところなのか、アンケートでうかがってみました。


約半数の人が自宅の収納に不満!

 最近の住まいには、マンションでも戸建てでも各部屋にクローゼットをはじめ、作り付けの棚など、収納に配慮されている印象があります。しかし、ご自宅の整理、収納についてうかがってみたところ、なんと約半数のかたが不満を抱いているという結果に。

 

収納スペースに関しては、一般的に狭い、少ないという不満が多いようです。いかに上手に整理整頓をするか、または物を増やさない、不要な物は捨てるか…が満足できる収納の要になるのでしょうか。

 


整理に困る場所はクローゼット・押入れ!

 「ご自宅の収納で整理に困っている場所」を聞いたところ、「クローゼット・押入れ」がトップに。これは専業主婦だけをピックアップした結果も同様でした。本来、収納スペースとして活用されるべき場所ですが、実際は、部屋の中の隙間などを利用して作られているのでしまいたいものがしまえないなど使い勝手が悪かったり、また押入れの場合は、奥行きが深すぎる、湿気があるなど、現代の生活にそぐわないところも不満の原因になっているのかもしれませんね。

 

「クローゼット・押入れ」に次いで「リビング」「子ども部屋」も整理に困る場所として回答されたかたが多くいました。リビングは家族のものがそれぞれ置かれていたり、子ども部屋は子どもが片付けをしないなどが理由のようですが、整理で重要なのは、出したものは元の場所にしまうこと。これを家族で徹底すると少し暮らしやすくなるのではないでしょうか。

 


整理したいのに捨てられないものベスト3

 整理整頓で大事なのは、不要なものを捨てること。しかし、これがなかなかできないというかたは少なくありません。アンケート結果から捨てられないものベスト3を見てみました。
1位は「衣類」、2位は「おもちゃなど子どもが使わなくなったもの」、3位は「写真・アルバム・ビデオ・子どもが作った工作などの思い出の品」でした。

 

衣類も増えやすい物ですが、ここしばらく出番のないものは見直して廃品回収などに思い切って出してみては。今後は1つ買ったら1つ捨てるという気分でいれば増えすぎることはないのではないでしょうか。難しいことですけどね! 子どもに関する物は捨てられないというかたが多いようです。とてもよくわかります。しかし、すべてをとっておくというのは日本の現代の一般的な住宅事情では難しいかもしれませんね。デジカメなどで撮影し、データ化することで、だいぶ片付いてくるはずです。

 

思い出の品などは状況が多少異なりますが、衣類やおもちゃなどは、意識をすることで、増やさないこともできます。1つ買ったら1つ捨てるというのもコツですが、数少ない衣類、数少ないおもちゃは、着方や遊び方に工夫をもたらしてくれることも。なんでもたくさんあればいいというわけではないんですよね。少ない物を、大事に上手に活用するというのは暮らしを豊かにするポイントでもあります。収納場所が少ない不満や整理が難しい場所も、物が少なければ解決できるかも。まずは現状の持ち物を見直すことで、収納の不満や悩みが解消されるかもしれませんね。

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年9月20日〜2015年10月5日

■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート

■有効回答数:2,981名

 

 


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