1歳からできる粘土遊びのアイデア! 保護者と一緒に安全に楽しく遊ぼう
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1歳ごろになると少しずつできることが増えてくるので、お子さまの能力を育てられる新しい遊びを取り入れたいと考える保護者も多いのではないでしょうか。この時期におすすめの遊びの一つに、粘土遊びがあります。触り心地のよい粘土を使って、親子で一緒に楽しく遊んでみませんか。
この記事のポイント
1歳児はどんな遊び方ができる?
1歳ごろのお子さまはまだ幼く、粘土を使って作品作りをすることは難しいですよね。しかし感覚や感触を楽しむという意味では、粘土遊びはこの年齢のお子さまにぴったりの遊びなのです。
まずは粘土をこねる、ちぎる、転がすなど、保護者が見本を見せつつ自由に遊ばせてみましょう。引っ張ったり握ったりすると形が変わるのも、1歳児にとっては不思議な現象なのでよい刺激になるでしょう。
保護者が丸や三角など簡単な形を作って、いろいろな形が作れることを教えてあげるのもよいですね。動物などの押し型が付いた粘土板に粘土を押し付け、絵柄を型取ることもお子さまが夢中になれる遊びの一つです。
- 1歳児の粘土遊びは感覚や感触を楽しむ
- こねる、ちぎる、転がすなど自由に遊ばせる
- 触ると形が変わる現象が刺激になる
粘土遊びの効果
粘土のように手先を使う遊びは、脳の発達を促します。始めは粘土を手で触って触感を楽しむだけだったお子さまも、力の入れ方によって粘土の形が変わることが理解できるようになると、自分が作りたい形にするにはどのように力を入れて、どう動かせばよいかを考えながら手先を動かせるようになるのです。遊びながら手先の動かし方を学べるので、手先が器用になる効果も期待できます。
また興味を持ち始めると、お子さまは集中して遊ぶことができますね。楽しく遊んでいるうちに、自然と集中力も身に付くことでしょう。カラフルな粘土を使って遊んでいれば色彩感覚も育めますし、さまざまな形を作ることで創造力を高めることもできます。
- 手先を使う遊びは脳の発達を促す
- 手の動かし方を覚えて手先が器用になる
- 集中力、色彩感覚、創造力も育める
1歳児が粘土遊びをする際の注意点
粘土遊びをする際には粘土を口に入れることのないよう、必ず保護者の目の届くところで遊ばせるようにしましょう。万が一口に入れてしまった時のことを考え、小麦粘土、寒天粘土、米粉粘土など安心な素材のものを選んでおくとよいですね。
小麦アレルギーのあるお子さまは、小麦粘土は避けましょう。また先が尖っていたり細長かったりする粘土ベラは、もう少し大きくなってから使用したほうが安全です。
粘土をすぐに口に入れようとしてしまう場合や、質感が苦手で触りたがらない場合などは無理に遊ばせようとせず、少し時間をおいて安全に楽しく遊べるタイミングを待つことも大切です。
- 保護者の目の届くところで遊ばせる
- 口に入れても安心な素材を選ぶ
- 安全に楽しく遊べるタイミングで開始する
まとめ & 実践 TIPS
粘土遊びは昔から子どもに人気の遊びの一つです。触るだけでもその感触を楽しむことができますし、形を自由自在に変えられることも子どもの遊び心を刺激してくれます。お子さまの成長に合わせて遊びかたの難易度を変えることができたり、さまざまな能力を育むことが期待できたりすることも嬉しいですね。
お子さまが小さいうちは必ず保護者が付き添い、安全面への配慮を忘れないようにしましょう。親子で一緒に遊ぶことで、コミュニケーションにもなりますよ。
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