一緒にいるのになんで一緒に遊ばないの? 子どもの「平行遊び」は成長のステップ

同じくらいの年齢の子ども同士が集まった時、どんなふうに遊んでいますか? まだ小さいお子さまの場合、近くにいるのになぜか違う遊びをしていること、ありますよね。「なんで一緒に遊ばないの?」そんなふうに疑問に思っている保護者のかたへ、その理由をご紹介します。

この記事のポイント

一人遊びではないけれどお友達と遊んでいるわけでもない

たとえば、何人かの子どもで遊んでいる時。近くにいて同じことをしているけれど、友達とのやり取りがなかったり、まったく違うことをしていたりすることがあります。でも、一人遊びとはちょっと違う……。そんなお子さまの姿、見たことがあるかたもいるでしょう。

こういった姿を見ると、「もしかして仲が悪いの?」「コミュニケーションを取るのが苦手?」と心配になるかもしれません。でも、大丈夫。これは「平行遊び」とよばれるもので、立派な成長過程なのです。

2~3歳頃に多く見られる「平行遊び」

平行遊びは、だいたい2~3歳くらいで見られる遊び方。具体的な行動としては、このようなものがあります。

・同じ場所にいて同じおもちゃを持っているのに、違うことをしている
・関わっているように見えて、それぞれ勝手なことをしている
・友達の真似をしたり、後をついていったりしている

同じようなことをしていたり、すぐ隣にいたりしても、あまり関わりが見られないのが特徴。ただその中でも、遊び方を真似したり安心感を得たりして楽しんでいます。この過程を経て、少人数でのやり取りができるようになり、徐々に集団遊びへと変わっていくのです。

ケンカは成長へのチャンス!

この時期は、言葉のやり取りも未熟で、まだ協力したり譲ったりすることが難しいです。そのため、おもちゃの取り合いが発生することもしばしば。手を出してしまうこともあるでしょう。

でも、これはある意味チャンスです。トラブルを経験することで、譲り合いの気持ちや謝り方、一緒に遊ぶ方法を学んでいくことができます。「おもちゃが欲しかったんだね、そういう時は『貸して』って言ってみようか」「一緒にごめんねって言おう」と、子どもの気持ちを代弁して、やり取りを教えてあげましょう。

まとめ & 実践 TIPS

体と同じように、遊びにも成長過程があります。無理に「一緒に遊びなさい」と言わず、子どもの遊び方をゆっくり見守っていきましょう。

もちろん、それぞれのお子さまの性格によっても遊び方は違います。一人遊びが好きな子どももいれば、仲間に入っていくことが苦手な子どももいるでしょう。成長過程と合わせて、子どもがどんなふうに遊びたいか、どんな性格なのかを見極めて、フォローしていってあげるとよいですね。


出典:厚生労働省「保育所保育指針解説」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000202211.pdf

出典:厚生労働省「保育所保育指針解説書」(~平成29年度末)
https://tokisekkei.co.jp/b_pdf/nurseryschool_hourei_hoikusisin_kaisetusho.pdf

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