小学生の長期休み!家での過ごし方を子どもと一緒に考えよう

園児と違い、小学生の子どもはひとりでたくさんの時間を過ごすことができます。その一方で、ひとりでは時間の区切りをつけるということはまだまだ難しく、好きなことだけをずっと続けてしまうという心配もあります。そのため、気をつけなければ長期休みをずっとだらだらと過ごしてしまうことも…。おうちでの時間がたっぷりある長期休み、どのように過ごしたらいいのか考えてみましょう。


1日の過ごし方や目標設定は子どもと一緒に行う

 朝は何時に起きて、宿題は何日までに何をやって…。そういった1日の過ごし方や学校の宿題、課題をこなしていく目標設定はとても大切なことです。しかし、親が一方的に決めてしまうと、子ども自身はやはりどこか他人事のようにとらえてしまうもの。いつの間にか決まっていた目標は頭にも残りにくく、自発的な行動には繋がりません。大切なのは子ども自身にも考えさせて決めることです。

 

 

「目で見てわかる」形にするのは親の仕事

 親子で決めた内容を、子どもにわかりやすい形にするのはママやパパの仕事です。1日の時間の流れを帯グラフや円グラフのようにまとめる、1日分の課題が終わったらシールをつける表を作るなどして、どうすればよいか、あるいはどこまで達成したのか、あとどれくらいで達成できるのかを目で見てわかる形にし、部屋の壁に貼り付けておきましょう。口頭で繰り返すよりもずっと効果があります。

 

 

低学年は「ママも、パパも」がとても嬉しい

 低学年の小学生の場合、宿題や課題をひとりだけでがんばるのはちょっと大変なことです。できればママやパパも大人なりの目標設定をし、子どもと一緒にがんばるようにしてみましょう。

 

とはいえ、特別なことをする必要はありません。日々の家事や習慣を「課題」にしてもいいですし、例えば「普段なかなか手を付けられないクローゼットの片づけ(断捨離)」や「買ったものの読まないまま保存してしまっている書籍を読む」など、考えてみればいろいろあると思います。この際子どもと一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

もちろん、シール表などには子どもの名前と並べてママやパパの名前も。子どもは子ども、大人は大人と切り離さず、一緒にできることが子どもたちにとってはとても嬉しいことなのです。

 

 

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