焦らず進める! 3歳のトイレトレーニング

3歳までにオムツ卒業を目標にしていたけれど、トイレトレーニングがなかなかうまくいかない! とお悩みのおうちのかたの声をよく聞きますが、焦らなくても大丈夫。ほかの子と比べたりせず、ゆっくり構えてトイレトレーニングに取り組めば、必ず、お子さまが自分で「行きたい!」と教えてくれる日がやってきます。

会話で意思疎通ができる3歳。実はトイレトレーニングのベストタイミング?

もっと早くトイレトレーニングを始めればよかった! と後悔している3歳児のおうちのかたもいらっしゃるでしょうか。今からでも決して遅くはありません。3歳頃になると、話せる単語が増えてきて、簡単な会話が成立するお子さまが多くなります。「出た!」「おしっこ!」という言葉が話せるだけでなく、おうちのかたが「トイレでしようね」と話す内容も理解できるのは大きなポイントです。思うように意思疎通ができなかった頃に比べ、実は3歳から開始したトイレトレーニングは、成功するまでの期間が短いという傾向もあるのです。

まずは、「きちんとトイレでするって気持ちいい!」 ということを教えてあげて

3歳児とは言葉で意思疎通ができるので、それを利用しない手はありません。「大人は、おしっこやうんちをトイレでするんだよ」「トイレでするとお尻も汚れないし、とっても気持ちいいよ」ということを言葉と行動で示してあげましょう。パパやママが使うとき、一緒に入るようにしてもいいでしょう。何でも大人のまねをしたがる子どもにとって、「大人が使っているところ」は、興味津々の場所。まずは、トイレという空間を身近にしてあげることができれば、トイレトレーニングの第一段階はクリアです。

あせりは禁物! おうちのかたのイライラが後戻りにつながることも?

布おむつやトレパン、ごほうびシール帳など、さまざまな方法のトイレトレーニングがありますが、一番気をつけなくてはいけないのは、おうちのかたのイライラ。「ほかの言葉は話せるのに、どうして出る前に教えてくれないの?」「外出先でうんちを失敗してしまって大変!」など、思うようにいかず疲れてしまうこともあるかもしれません。すると、お子さまはとても敏感におうちのかたのイライラを察知します。「おもらしをするとママがいやな顔をする」と思うと、うんちやおしっこをかたくなに我慢してしまったり、トイレという場所が嫌いになってしまい、別の場所で隠れてするようになったりと、悪循環が起こることも。特に、何度か成功してあと一歩! というときに失敗され、その落胆から怒ってしまい、後戻り…というケースもよくあります。

3歳頃は、おしっこやうんちを溜めておく生理機能がちょうど成長している時期。完全にコントロールできるようになるのは、4歳を過ぎてからと言われています。たまの失敗は当たり前! という気持ちで、トイレトレーニングに取り組みましょう。

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