子育て支援サービス「キッズタクシー」を利用するには?
たとえば仕事の都合やイベントで、保育園、幼稚園、習い事の教室などへのお子さまの送り迎えをどうしよう…と困ったことはありませんか? そこで今回は、日本交通株式会社が行っている「キッズタクシー」の利用の流れについて、広報の徳山さんにお話をうかがいました。
依頼内容を担当ドライバーがしっかり調査・確認してくれる
キッズタクシーは事前予約制のサービスです。通常のタクシーとは異なり、たとえば「今から2時間後に」などといった24時間以内の利用申し込みは、現在のところはできません。
これはなぜかというと、予約内容について、担当ドライバーが必ず事前に調べるためです。地図を調べたり、ときには実際に現場へ行ったりして、車はどこに停めればいいのか、目的地まではどのルートが最短かつ安全なのか、道中の注意点は何があるか…など、すべて当日の担当ドライバー自身が事前に確認した上で、お客さまと直接打ち合わせするのが、キッズタクシーの特長のひとつなのです。
依頼を受けた時間にただ迎えに行くだけではなく、車を玄関から何メートル先に停めればベストなのかということや、お子さまの身長・体重に応じたチャイルドシートのベルトの位置や傾き方など、あらゆることを事前に調整した上でお客さまと直接打ち合わせをして予約を決定します。担当ドライバーと直接打ち合わせ、相談ができる安心感。これもキッズタクシーならではのサービスですね。
もちろん、日時的に予約が取れない場合でも、必ず内容を調べてから返事をします。その際に、キャンセルが出た場合は即座に連絡をすることも欠かしません。
「その日は予約がいっぱいです。すみません」では終わらず、どうすればお客さまの要望に可能な限り応えられるか考えてもらえるところに、誠意が感じられますね。
申し込み方法はWEBか電話の2通り
申し込みには2つの方法があります。
1つは、日本交通のホームページ上にある申し込みフォームの利用。画面に進み、必要な情報を記入します。項目がやや細かく分かれていますが、その記載内容を元に、担当ドライバーが送迎先などについて詳しく調べてから、予約が可能かどうかお客さまに連絡をする…という流れです。
もう1つは、24時間受付の日本交通の無線センターの利用。そちらの問い合わせ番号に電話をかけて依頼内容を伝えると、無線センターからキッズドライバーに連絡が入り、やはりその情報を元にドライバーが内容を検討後、お客さまに連絡をします。
いずれの場合も、お子さまのアレルギーや持病、性格など、可能な範囲で詳細な情報を伝えるとドライバーの対応の参考になります。また、連絡がつかないケースを避けるため、電話番号やメールアドレスの入力ミスには気をつけてくださいね。