夏休みの「ラジオ体操」は約10日間が主流 小学生の半数が参加

夏休みの「ラジオ体操」は約10日間が主流 小学生の半数が参加夏休みの思い出といえば、早朝の「ラジオ体操」という保護者も多いだろう。では、今のラジオ体操は、どのように運営されているのだろうか? ベネッセ教育情報サイトでは、小学生の保護者を対象に、ラジオ体操についてのアンケートを実施した。(調査期間2013年8月/回答者数1,277人)

 

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ラジオ体操は夏休みのどの時期に、どれくらいの日数で行われているのでしょうか。多くを占めたのは、「夏休みが始まってから1週間~10日程度」でした。その他の回答でも、「お盆前後の数日間」「夏休み終了前の1週間」といったように、夏休みを通じて毎日ということはあまりないようです。

 

また「(子どもは)ラジオ体操に参加している」という回答は、54.3%と半数程度でした。大多数の地区において学校ではなく地域が主体で行われており、その場合、参加は自由です。実際に、「ラジオ体操は学校から義務付けられていますか?」という質問に対し、9割以上が「いいえ」と回答しています。

 

子ども以外にどのようなかたが参加されているか尋ねました。

 

【子ども以外の参加者はどのようなかたですか?(複数回答)】
子ども以外の参加者はどのようなかたですか?(複数回答)

子どもたちと見守り役の保護者、地域に住む高齢者のかたが参加しているケースが多いようです。「ラジオ体操で顔見知りになったご高齢のかたから、縄跳びをいただきました」などの声があるように、地域に住む高齢者のかたと子どもたちとの、貴重なコミュニケーションの場になっているのかもしれません。

 

朝早くに行われるラジオ体操への参加は、子どもの生活リズムが崩れがちな夏休みの中にあって「早起きができる」というメリットもあります。実施日数や子どもたちの参加人数は少なくなっても、ラジオ体操は夏休みの風物詩のひとつであり続けるでしょう。

 

出典:オンラインアンケート「ラジオ体操 地域に支えられて続く 夏休みの風物詩」 -ベネッセ教育情報サイト

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