奥山佳恵さん(女優・タレント)、子育てのイライラは笑いに変換!
小学5年生の長男と2歳半の次男の母であり、女優・タレントとして活躍している奥山佳恵さん。いつも元気なイメージの奥山さんも、初めての出産直後は、産後ブルーに苦しんだという。あることをきっかけに子育てに「幸せ」を感じられるようになった奥山さんに、そのきっかけと秘訣を伺った。
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長男が生まれた時は、何かあってはいけないと常に緊張していました。産後の体力のない時期はほんとうにつらく、気が付くと3か月間、笑っていませんでした。「ママになったらハッピー」のはずが、子どもをかわいいと思えない、どんなにがんばっても誰にもほめてもらえない。夜遅くに仕事から帰ってくる主人にも当たり散らしていました。
自分のペースで生活できず、まるで時間が消えてなくなっていくように感じる日々。そんな中で、ある時ほんの10分程度のすき間時間に、手元にあったタオルでスタイを作りました。息子に付けたらすごくかわいくて! ただのタオルから「私の時間がモノとして生きた」と、心が動きました。消えるように過ぎていく時間が「モノを作る」ことで形になるという大発見に、生きる喜びを取り戻せたのです。
ほかにも「いいことを数えると増える!」の法則を発見しました。「信号がスムーズだった」「小銭でぴったり払えた」「友達に偶然会った」など、どんな小さなことでも「いいこと」を書き留めます。「いいこと」を数え始めると、気持ちが変わり、心もラッキーなことを探し始め、どんどん増えていきます。
それでもイライラすることはあります。そんな時は、怒りを笑いに変換するように努力しています。気分はトンチをひねり出す「一休さん」。書き続けているブログに写真やイラスト入りで書いて、笑いのネタにするのもプラスに働いています。「うちもそうです!」とママたちからコメントをいただき、「全世界にママ友がいる!」と幸せな気持ちになれるのも嬉しいですね。
出典:奥山佳恵さん(女優・タレント)が語る、マイペースで幸せ子育て【前編】~ブログで世界中のママ友とつながる -ベネッセ教育情報サイト