【Q&A】中学受験 直前期に小学校を休む? 休まない? 学校にはどう伝える?

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受験直前期の1月は本番に向けてお子さまの心と体を整える重要な時期。保護者のかたからは「1月は学校を休ませるべき? 行かせるべき?」という質問が聞かれます。休ませた方がよい基準や学校への伝え方、直前期のお子さまのサポートの仕方などの質問にお答えします。

この記事のポイント

受験直前の1月、小学校を休む? 休まない?

直前期に小学校を休むかどうかはご家庭次第。最も重視してほしいのは、
・お子さまの気持ち
・お子さまの体調
・感染症の状況
の3つです。

感染症の状況が悪い場合は、登校は控えたいところ。自宅でのオンライン授業については、お子さまの希望や体調を考慮してください。

受験直前期に学校の授業に参加することには、
・生活リズムが崩れにくい
・好きな友達や先生と話してストレス発散になる
といったメリットがあります。

一方で、もし学校の先生や友達が中学受験に否定的な場合は、休ませる方がメリットは大きいかもしれません。

受験とのバランスを考えると
・入試日だけ休む
・入試直前の数日だけ休む
のいずれかがおすすめではありますが、最終的にはお子さまの希望を考慮して決めましょう。

小学校を休ませる場合、学校にはいつどう伝える?

学校を休ませる場合は、欠席日の1週間前を目安に連絡帳や手紙、学校指定の書類(「欠席届」)などで担任の先生に伝えるとよいでしょう。

連絡帳や手紙で伝える場合、以下の内容を記載すると先生も対応しやすくなります。
・あいさつ(「日頃、お世話になっております」など)
・欠席させることと、その理由(「受験のため」「受験にあたり感染症予防のため」など)
・受験日程
・欠席日(欠席期間)
・学校のプリントや連絡等の受け取り方(登校時に受け取る、保護者が取りに行くなど)
・終わりのあいさつ(「ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします」など)
・日付、保護者の署名

直前期の生活リズムの整え方や健康管理は?

直前期の生活習慣は、起床時刻と就寝時刻を守り、生活リズムを整えることが重要。バランスの良い食事と食事の時間にも気をつけてください。

<おすすめの生活習慣・パターン>

・試験当日に起きる時刻を起床時刻の目標にする(少しずつ近づけていく)
・起床したら窓際へ行き、朝の光を浴びて目を覚ます
・決まった時間に食事をする
・適度に運動して体力をつける(ラジオ体操でもOK)
・夕食・お風呂は就寝時刻の2時間前までに済ませる(夜眠りやすくするため)
・夜になったら強い光を浴びない(夜眠りやすくするため)
・就寝時刻を守る

保護者にぜひサポートしてほしいことは?

直前期に保護者のかたにサポートしていただきたいのは、お子さまの生活リズムを整えるために声かけを行うことと、たくさんコミュニケーションをとることです。

生活リズムでは睡眠を大切に。睡眠不足になると、思考力や判断力が落ちやすくなり、メンタル面にも悪影響を及ぼす可能性があります。

個人差はありますが、小学生の適切な睡眠時間の目安は10時間程度。朝7時に起きるなら夜9時に寝ることを目標にしてください。

お子さまとのコミュニケーションでは、保護者の方がお子さまの声をじっくり聞いてあげましょう。お子さまのよいところを見つけて褒めたり、お子さまが話したいことに耳を傾けて「そうなんだね」と共感を示したりすることが大切です。

お子さまにアドバイスをする際は、「そうなんだね。じゃあ、こういう場合は?」と質問したり「それについては、こう思うよ」という形で伝えたりしましょう。お子さま自身が考えるきっかけを作れます。

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