学習量が増え、積み残しや苦手分野を抱える5年生、どう解消していけばよい?【中学受験】

中学受験対策においては、5年生で学習量がぐっと増えるため、積み残しや苦手分野を抱えるお子さんが増えてきます。積み残しや苦手分野を効率的に解消するにはどうすればよいのか、森上教育研究所がお伝えします。

5年生は最も苦しい時期、「できないこと」よりも「できていること」に着目を

中学受験対策が本格化する5年生は、非常に多くの勉強を一気に進めることになるため、積み残しや苦手分野が山のように出てきて最も苦しい時期と言えます。うまくいっているお子さんのほうが少ないくらいですから、「難しくて当たり前、この時期は親子とも苦しくてしょうがないくらいが普通」と腹をくくっていただいたほうがよいでしょう。

この時期最も注意しなければならないのは、お子さんが「もうだめだ」とやる気を失ったり、苦手意識を持って勉強に後ろ向きになってしまったりしないようにすることです。親御さんは、できていないことを数え上げていくのではなく、「できている部分」に着目して、「ずいぶんたくさん勉強したね」「これだけできるようになったね」とお子さんを励まし、落ち込まないように支えていくことがこの時期は大事になります。

テストの見直しで効率よく積み残し、苦手分野をつぶす

では、どのように積み残しや苦手分野を解消していくかというと、最も効率がよいのが「テストの見直し」を行うことです。定期的に行われていて正答率のデータが出される、塾の月例テストやカリキュラムテストなどを活用するとよいでしょう。正答率が50%以上の易しい問題でお子さんが間違っている問題をしっかりと見直し復習することで「できない問題」を一つひとつつぶしていきます。正答率が50%以上の問題に絞れば、必ずすぐに解けるようになりますから、お子さんも「ちゃんと理解できた」という達成感が得られます。そうすれば、「これからもがんばろう」と親子とも気分を切り換えて前向きにがんばっていくことができます。

ただ、休暇中などの時間があるときに、これまでのテストを引っ張り出して見直しをしようと思っていると、かなり大変な作業になります。テストの度に見直しまできちんと行えればよいですが、それが難しい場合は、テストの度に間違えた部分の正答率をチェックし、正答率50%以上の問題で間違えた部分に付箋を貼ってファイリングしておくといった作業を親御さんが行っておくと、後でまとめて見直しをしやすくなります。月例テストやカリキュラムテストなどは、見直しを丁寧に行っているお子さんは少ないので、きちんと見直しを行えばそれだけで他のお子さんより一歩リードすることができます。そうして成績が徐々に上がっていけば、お子さんもやる気が出るでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

非常に多くの勉強を一気に進める5年生は、積み残しや苦手分野が山のように出てきて「難しくて当たり前、この時期は親子とも苦しくてしょうがないくらいが普通」という時期です。親御さんは「できている部分」に着目してお子さんを励まし、支えていくことがこの時期は大事になります。積み残しや苦手分野を解消するためには「テストの見直し」を行い、正答率が50%以上の易しい問題で間違えている問題を見直し復習することが最も効率がよい方法です。きちんと見直しを行えば成績が徐々に上がり、お子さんもやる気が出るでしょう。

プロフィール

森上展安

森上展安

森上教育研究所(昭和63年(1988年)に設立した民間の教育研究所)代表。中学受験の保護者向けに著名講師による講演会「わが子が伸びる親の『技』研究会」をほぼ毎週主催。

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