実は全然違う!私立高校と公立中高一貫校【中学受験】

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選抜方法や入試問題をはじめ、さまざまな違いがある私立中学校と公立中高一貫校。
どちらにもその魅力と特徴があります。お子さまに合う進路を考えるうえで、まずその違いを理解しておきましょう。

私立中学校と公立中高一貫校の違い

私立中学校と公立中高一貫校は、どんな違いがあるのでしょうか。
「入学選抜」「カリキュラム」「学費」を例に見てみましょう。

「私立中学校と公立中高一貫校の違い」

※1 文部科学省「平成30年度 子供の学習費調査」の「学習費総額」の値(学校教育費のほかに、給食費、学校外活動費が含まれます)。調査は全国平均です。
※2 「作文」が出題されない学校もあります。

私立と公立の違いを理解したうえで受験校選びを

私立中学校と公立中高一貫校の大きな違いは、入学選抜の方法です。教科ごとの学力試験があるケースが多い私立中学校と異なり、公立中高一貫校の入学選抜では、国語・算数・理科・社会といった教科の学力試験ではなく、小学校で学習したことや生活の中で学んだことを使って答える「適性検査」が行われます。その他に、自分の考えを書く「作文」も多くの学校で出題されます(近年、私立中学校でも適性検査型の入試問題が相次いで導入されています)。
また、学費に関しては、公立中高一貫校は圧倒的に安いのが特徴です。制服代、通学定期券代、教材費などは必要となりますが、私立中学校に比べると年間の学費はかなりリーズナブルと言えます。

まとめ & 実践 TIPS

お子さま一人ひとりの個性が違うからこそ、中学校選びも決まった正解はありません。
私立中学校と公立中高一貫校は、どちらにも魅力や特徴があります。違いを理解したうえで、 お子さまやご家庭に合うのはどんな中学校かを考えていきましょう。

プロフィール


森上展安

森上教育研究所(昭和63年(1988年)に設立した民間の教育研究所)代表。中学受験の保護者向けに著名講師による講演会「わが子が伸びる親の『技』研究会」をほぼ毎週主催。

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