難関高校合格者は中学入学時から成績がトップクラス 中学準備で差をつけて
来春から中学生になるお子さまをお持ちの保護者の方に知っておいていただきたいのは、中学の学習は最初が肝心ということです。小学校の6年間と違い、3年後には高校入試があります。中学入学時からトップクラスに入れれば、難関高校への合格の可能性がぐっと高まります。最初でつまずかないスムーズなスタートを切るためには、中学校に上がるまでの時間を有効活用することが大事。どんなことをすればいいのでしょうか?
難関高校合格者の実態
小学校6年生のお子さまをお持ちの保護者の中には、中学の勉強は中学に入ってからやればいい…と思っている方が少なくないと思います。しかし、難関高校や志望校に合格するためには、中学入学前の準備が重要なのです。
公立高校は近年大きく変化しています。たとえば、進学に力を入れた指導を行う「進学指導重点校」などを教育委員会が指定するなどの動きもあります(名称等は各都道府県によって異なります)。
また、文部科学省による「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」などといって、科学教育、国際教育に力を入れた指定校などもあります。
このように、各高校は多様化しており、より生徒の希望に合わせた対応ができるようになっています。お子さまの希望や得意に応じた志望校選択をするために、早くから高校や、高校での取り組みに興味を持って調べ始めておくとよいでしょう。
一方で、このような特徴のある高校は、多くの受験生が志望するため、倍率が高く、厳しい入試となることもあります。希望する高校に進学するためにも、中学1年の頃から、しっかりと学力をつけておくことが大切です。
実際、公立中学校の教師への調査※では、79%の教師が「トップ高校合格者は中1の最初の頃からトップクラスの成績だった」と回答しています。これは、中学スタートの時点で差をつけておくことが重要ということです。
中学準備でスタートダッシュに備えよう
難関高校の合格者の多くは中学スタート時からトップクラスの成績ですが、実は中学スタートの成績差は多くの場合、一度開いてしまうとなかなかその差が埋められないといわれています。それは、中学1年の学習内容が中学2年、3年の内容の土台になっているため。中学1年の大事な土台を作るためにも、中学校に上がる前から力をつけることが大事だということです。
中学スタート時の学習をスムーズに乗り切るためには、まず小学校で苦手だった学習を克服することがおすすめです。中学での学習も小学校で勉強した基本の上に積み重ねられていくもの。さらに中学からの学習を予習しておくことで、余裕を持って中学のスタートを切ることができます。
中学のスタートダッシュの成功が、難関高校合格のカギといっても過言ではありません。中学準備で入学前から差をつけましょう。
※2015年206人の公立中学教師向け調査より
◆進研ゼミ「中学講座」「中学準備講座」のご紹介
進研ゼミでは、授業理解や定期テスト、受験対策に必要な内容にしぼって、一人ひとりの理解度に合わせて指導する「中学講座」をご用意しています。志望高校合格から逆算した段階プログラムは、お子さまの成長段階に合わせて選ぶことができます。春から中学生になるお子さまには、小学校6年生の1月号から開講する「中学準備講座」がおすすめ。入学への不安を解消し、中学でも通用する学習スタイルを取得できるプログラムです。小学校の総復習と中学の先取りで、中学スタートから成功できる学力を養うことができます。難関高校合格を目標に中学準備に取り組んでみませんか。