うちの子は理系?文系?今どきの親の気持ちとは?

 お子さまの将来を心配し、少しでも困らないようにと学習塾や自宅でできる通信教材、スイミング、ピアノなどのお稽古に通わせている親も多いのではないでしょうか。
ほとんどの子が義務教育のあと高校や専門学校、そして大学に進学するといわれている時代。さらに、就職活動においては文系・理系で職種がある程度決まってしまう場合も多いです。
そこで今回、子どもをもつ親たちは、文系理系どちらに進んでほしいと思っているのかアンケートをとってみました。


うちの子は理系?文系?今どきの親の気持ちとは?


【質問】

子どもには理系・文系どちらに進んでほしい?

 

【回答数】

どちらでもいい:57%

理系:38%

文系:3%

その他:2%

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年4月23日~2015年5月7日

■調査手法:Webアンケート

■有効回答数:100サンプル

 

 


今どきの親は、子どもの意思を尊重派?!

 アンケートの結果、57名のかたがどちらでもいいということでした。

 

・子ども自身が興味のあるほうに進んで、目的意識をしっかりもって学んでくれればよいと考えているから。(30代/女性/専業主婦)

・文系とか理系とか気にせず、子どもが得意なことに頑張ってくれたらそれでいい。(30代/女性/専業主婦)

・本人の希望や特性に合わせて、自然に本人が決めればよいと思うから。(40代/男性/会社員)

 

子どもの希望や得意なほうを受け入れる、という態勢をとる親たちが多く見受けられました。中には、どちらでもよいけどできれば理系に進んでほしいと思っていると親の本音をのぞかせた回答も。

親があれこれ言うよりも理系か文系かは「本人が決めること」という考えをもっており、自分で決めた道のほうが本人も頑張れるだろうし、親も応援しやすいのかもしれませんね。

 

 

親の本音は苦労させたくない!?就職に強いのは理系?

 アンケートの結果、どちらでもいいの次は理系・文系という順でした。

 

・理系のほうが、就職先が多いイメージがあるので進んでほしいです。(40代/女性/パートアルバイト)

・大学での勉強は大変だと思いますが、専門職につけるため就職活動に有利だと思うので。(30代/女性/専業主婦)

・私自身が文系なため、子どもにたくさん本を読んであげています。これからは子ども自らさまざまな本を読んで、文章力を身につけ、感受性豊かな子に育ってほしいからです。読解力は理数の勉強にもとても大事だと思います!(20代/女性/パートアルバイト)

 

理系に進んでほしいと思っている38名の親たちは「就職に有利(就職率が高い)」「資格が多い」といったように、将来の就職を意識した回答が目立っていました。どうやら理系は、技術者・専門職・手に職をつけやすいというイメージをもっているかたが多いようですね。文系は3名と少数でしたが、今の時代を反映してか英語をキーポイントにあげる親もいました。

 

 

本人が頑張ることができるのが一番!

 アンケートから大まかに、本人尊重派と理系派に分けることができそうですね。ただ、理系でも文系でもどちらに進むにしても、必要になってくるのは本人のやる気。

毎日、学校や学習塾だけでなく、継続して自宅でも学習する習慣を身につけておくことが重要になるでしょう。

そんな子どもの頑張る姿を応援したいという気持ちは、どの親でも共通したもののようです。

そのために必要な環境を、親が整えてあげるということも必要なのかもしれません。

 

 

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