戻ればいいってものじゃなく、なう。 [大学受験]
2月に入り、ムスメの高校でも3年生は自由登校になりましたが、
ムスメ自身は通常通り登校していて、特に変化はなく……。
ということは、母も早起きして弁当を作るという一連の流れからは自由になれず、
トホホな次第です。
なんてことを言ってはおりますが、ここ最近は弁当作りがそれほど苦痛ではなくなってきました。
やはり「もうすぐ卒業になってしまう寂しさ」か、それとも卒業間近になって作業に慣れてきたか。
後者だったら「え? 今さら?」と思わなくはないのですが、いずれにせよ過去に戻れるならば
戻ってやり直したい。もっと丁寧においしく作って持たせたかったよ、弁当……。
「戻りたかった」という後悔、それはムスメ自身にもあるのではないか、と思っていたのです。
高校受験の勢いで好成績を維持していた1年生。
気をよくして「このまま高校生活を楽しもう!」と部活に行事にどんどん熱中し、
ハラハラする親を尻目に勉強から離れていって成績も急降下した2年生。
(少々不登校気味にもなって、親子げんかが急激に増えた時期でもありました。)
3年生になっても調子が上がらず、猫を抱きしめて泣いたあの夜(いい迷惑だニャー)。
戻れるならば戻りたい、やり直せるならやり直したい、と後悔していることもあるのかと。
ムスメの答えは意外にも「やり残した感はあるけど、後悔はない。」とのことでした。
きっと戻っても同じ行動をするはずで、確かに勉強はおろそかになってしまったけれども
得たものもたくさんあるよ、ですって。なるほどねー。
そう思うと、不安でしかたのない現在の時間も、未来の自分から見たらうらやましく思うことも
あるのかもしれないね、なんて話をしました。
こんな無駄話をしているから勉強の時間がなくなるのでは!? と、慌てて自室に戻ったりして。
ふふふ、やる気が出てきたのかな? なんてほほえましく思いつつ、私も気分転換しようとしたら
わたしのアイスが! 見つからないようにひき肉の下にかくしておいた秘蔵のアイスが!! ない!
その後の怒りは、ムスメをして「そんなに怒るなら食べなければよかった。」と後悔させるほどでしたが、
もう過去には戻れないのだよ……? ふふふふふ(怒)