「子どもが算数の文章題から逃げてしまう」と嘆く小6女子の母親
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中学入試に向けての勉強で、算数の文章題から逃げてしまう我が子。論理的なタイプの小6女子を持つ母親からの悩みに、平山入試研究所の小泉浩明氏が答える。
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【質問】
中学入試レベルの算数の文章題は、考えることから逃げてしまい実力が付きません。どうしたら、楽しく取り組めるようになるのか教えてください。(小6女子の母親)
【小泉氏からのアドバイス】
まず「なぜ楽しく取り組めないのか」を考えてみましょう。小学校に入って算数を習い始めたころは楽しかったはずです。やさしい計算を行い、正解が出ればほめられるからです。でも、徐々に計算が複雑になり、いろいろな約束事が出てくると、少しずつ算数が苦手な子どもが出てきます。さらに複雑な計算問題や文章題、あるいは図形問題を習っていくと、苦手とする子どもはますます多くなります。一生懸命考えても解けないからです。
人は、自分が簡単にできることをやらされ続けると飽きてしまい、できないことをやらされると、あきらめてしまいます。いちばんよいのは、自分の実力よりちょっと難しいくらいのものを、少しずつハードルを上げてやっていくこと。解けるだろうという期待と、解けた時の達成感は楽しく取り組むための条件といえます。
今回のご質問は「どうしたら楽しく取り組めるか」です。ある程度の実力が付いてこないと楽しくならないですし、楽しく取り組めるまでに力を付けるには、苦しい時期が不可欠です。これは勉強だけではなくなんでも同じで、スポーツでも習い事でも、ある程度つらい練習をして初めて力が付いてくるものです。つらさに弱い子どもには、そのつらさを最小にして乗り越えさせることが大切です。乗り越えることで達成感を持ち、自分でもできるという自信を付けるのです。算数であれば単元を1つ決めて、やるべき範囲を小さく区切り、集中してそれをマスターさせます。1つの単元が得意になったら、次々と得意な単元を広げていくのです。あきらめることなく、できることを一つひとつ片付け、できるようになったことを喜ぶ、という姿勢が楽しく取り組めるようになるコツなのだと思います。
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