保護者も公立高校の入試問題に目を通すべき 特に記述問題が重要
お気に入りに登録
子どもにとっては将来を占うことにもなる高校受験は、とても大切なもの。当然、保護者の協力も必要となってくる。そこで、早い時期に住んでいる地域の公立高校の入試問題に目を通しておくべきだと話すのは、安田教育研究所の安田理氏だ。
***
たとえば、国語の入試問題であれば、説明文(論説文)と物語文(小説)の大問2つから構成されていることが多いのだが、安田氏は特に説明文を読むことをすすめている。
「これらの文章を読むと、現代社会のいろんな課題を端的に把握でき、またそれぞれに対しての各筆者の考えがわかるので、私もとても勉強になっています。お子さまが中学生の今こそ、保護者のかたも一緒になって読まれる(勉強する)ことをおすすめします」(安田氏)
また、安田氏は「公立中学校は生徒の学力幅が広いこと、先生が一段と多忙になることもあって、手間がかかる『記述力』をつけるための授業はなかなか行えないという現実がある」と指摘。そのうえで、保護者が受験の記述問題の傾向を知っていれば、「記述力」を学校でマスターできなかったとしても、家庭でカバーできるとも話している。
「ご自身がお住まいの都道府県では、例年どのくらいの字数の記述なのか調べておくとよいでしょう。60字なら60字、200字なら200字で書く練習をさせて、その字数で的確にまとめる感覚をつかむようにするのです」(安田氏)
高校受験を裏側からサポートするのはもちろんだが、保護者が実際に子どもたちが受ける問題を知っておくことも、かなり重要だといえそうだ。
みんなが読んでる!おすすめ記事
- 「皆既日食」から太陽・月について考える
- 2012年度入試で問われたこと 2[2012年度入試で何が問われたか<国語> 「理性」と「感性」に注目して国語力を上げる 第2回]
- 保護者の目で入試問題を確かめておきましょう[今年は中学校が大きく変わる年 第4回]
- イメージしづらい単元を学ぶコツ~「月と太陽」を例に~
- 「理性」と「感性」を生かして国語力を養う[2012年度入試で何が問われたか<国語> 「理性」と「感性」に注目して国語力を上げる 第3回]
- 高校入試の志願者倍率と入試問題には「隔年現象」がある!
- 「皆既日食」から太陽・月について考える
- 国語力を分類して必要なものを知ろう[2012年度入試で何が問われたか<国語> 「理性」と「感性」に注目して国語力を上げる 第4回]
- 【オンライン授業】-新型コロナウイルス影響調査から-保護者の満足度と問題点を考える