学校行事で忙しい秋、短時間でも勉強に集中させるコツは?

秋は通常の授業に加え、運動会や学芸会などの練習が重なって子どもが疲れやすい時期。
ゆっくりと休息をとるためにも、勉強はダラダラとせず、短時間で効率的に進めたいものです。短時間でも勉強に集中させるコツを紹介します。

疲れているときは無理をせずに休養する

毎日、計画的に学習する習慣は大切ですが、疲れているときにダラダラと取り組んでも効率は上がりません。真面目でがんばりすぎてしまいやすい子どもは、いつの間にか疲れをため込んでダウンしてしまうこともあります。子どもが疲れているようなら、「今日はゆっくりと休んで、明日がんばろう」などと声をかけてあげてください。

楽しいことの前に一気に終わらせる

短時間で効率的に勉強するためには、「メリハリ」がなにより大切。集中力のスイッチをオンにするためにおすすめなのが、楽しいことの前に一気に勉強を終わらせる方法です。

例えば、好きなテレビ番組が始まる15分前に、「テレビが始まるまでの15分間で勉強を終わらせちゃおう」と声をかければ、子どもは「よし、急いで終わらせよう!」という気持ちになりやすいはず。子どもが時間内に終わらせることができたら、「がんばったね。テレビを楽しんでね」などと、ねぎらいの言葉をかけてあげましょう。楽しいことの前に一気に終わらせる方法は、「このページを解き終えたら、ゲームをしてもいいよ」「あと10分でおやつができるから、それまでがんばって」など、さまざまな状況で使えます。

家事と勉強のスピードを競う

競争する相手がいると、がんばって早く終わらせようという気持ちになるものです。
例えば、「夕はんができるのと、宿題が終わるのはどちらが先か競争しよう!」などと声をかけると集中力が高まりやすくなります。

アラームを活用する

「これから○分間勉強する」などと勉強時間を明確にすると、集中力が高まりやすくなります。アラームをセットして「今から20分間がんばって。はじめ!」などと声をかけると、時間を意識して一生懸命取り組むはずです。

朝の時間を有効活用

学校から帰宅したあとは疲れているので、エネルギーがあふれている朝の時間に勉強をするのも効率的です。一般に朝は頭が働きやすいといわれており勉強に集中しやすいですし、「朝からがんばった!」という充実感と共に気持ち良く登校できるでしょう。保護者のかたが朝食を作る時間にダイニングテーブルなどで取り組めば、勉強を見てあげることもできます。

スキマ時間を有効活用

スキマ時間を見つけて勉強するのもおすすめ。あらかじめ終わりの時間が見えているので集中しやすくなります。1日の流れを振り返ると、習い事に行く前、夕食前、入浴前など、案外、スキマ時間はたくさん見つかるものです。1回は短時間でも積み重ねれば、立派な学習になります。

保護者のかたが問題文を一緒に読む

なかなか勉強に集中できないときは、保護者のかたが問題文などを声に出して読んであげるのも良い方法です。自分で読むより頭に入りやすく、テンポ良く読んであげるとリズムに乗ることもできます。

がんばっていたらほめる

小学生のうちは、保護者のかたにほめられるのがうれしくて勉強をがんばる子どもも多いものです。「がんばっているね」「さすがね」などとほめたり励ましたりすると、やる気がアップして「明日もがんばろう!」という気持ちになるはずです。

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