切ない親心……なう。[高校受験]

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大体において楽天家で、ものごとを深く考えないワタクシですので
ムスメが中3の受験生になっても特に気持ちの変化はありませんでした。
同じ中3の受験生の親御さんと話す機会があっても
「親なんてご飯を作って健康管理に気を付けるくらいしか
 やることないわよね、アーッハッハー(大爆笑)。」
……とタカをくくっておりましたが、ここにきてようやく
「受験生の親の大変さ」に気付きました。

つらいんだ、ほんと精神的に。

何をしていてもムスメの受験のことが気になり
考えても仕方のないことばかり考えている。

受験当日の体調、天気、交通渋滞、果ては弁当のメニューまで
大丈夫か、大丈夫だろうかと悶々として眠れない。
ムスメが夜遅くまで起きていれば、睡眠不足を気にし、
さっさと寝てしまう夜があれば、足りない勉強時間にやきもきし、
最近の口癖は
「ちょっと! 本当にそれで大丈夫なの!?」だ。

これではムスメも追いつめられるだろうということは
頭の中ではわかっているのです。
ゆったりと余裕を持って、時にはきりっとかっこよく
ムスメを励まし、元気を出してもらいたいのです。

本当にわかってる。わかっていても。

受験生の親御さんはみんなこんな感情を持ち
そして乗り越えていったのでしょうか。

親も子も疲れが出る時期、実感として感じています。

私も今日はゆっくりお風呂につかってのんびりしてみます。


プロフィール


おぐらなおみ

漫画家&イラストレーター。長女(25歳)長男(19歳)のベテランママン。急に汗をかく、突然ドキドキするなどの更年期症状と付き合っています。趣味は散歩というか道草。知らない路地をガンガン歩いてよく迷子になる。東京在住。
著書に『働きママン(シリーズ続刊あり)』『私の穴がうまらない』など多数。
Twitter @ogura_naomi

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