【回答:鳥居りんこ】受験対策
「中学受験は親子の受験」とも言われ、保護者のかたの役割はとても大きいもの。受験準備が進むにつれて、心配事や気がかりもいろいろ出てくるでしょう。よくある相談事例について、専門家の先生がたや、合格家庭の先輩保護者のアドバイスを集めました。
子どもの学力を伸ばすには?
子どもの学力を伸ばすには?
Q | 子どもがまだ受験レベルの学力ではないと思うのですが、どうしたら伸びていくでしょうか。 |
A | もし低学年の親御さんのご質問ならば、まずは家庭学習の習慣づけをするのが早いです。この時間はお勉強をするものだという習慣を、体にしみ込ませるってことが先決ですよ〜。 もう切羽詰まって後がないような年齢になってしまったお子さんの場合、これはいかに「ニンジン」を鼻先にぶら下げるかにかかっています。お子さんが行きたいと熱望する志望校を用意するのが早道だと感じます。熱望校が決まっているならば、それに向かって母も一緒に懸命に走るしかないわけで、四の五の言っている余裕はない! 熱望校に受かるためには何が足りないのか、逆算しながら、作戦を組み立てていけばいいと思います。過去問を分析して「こういう問題が出やすいのか!」と思えば、そこに照準を合わせていくのが攻略法ですよね。秋の時点で過去問が全く解けなくとも、焦らず一歩一歩、その基礎を固めていくことに専念したほうが、土台がしっかりするのでかえって実力がついていきます。 「受験はモチベーション」なので、これがある子はグイグイ伸びる。志望校に向かって努力あるのみですよ〜! |