「就職難」から自分の将来について考える
親子でやってみよう
就職や将来に関するニュースをきっかけに親自身のことを振り返って、就職の話をしてみよう
Benesse教育研究開発センターの調査によると、将来の目標をもって仕事をすることに自信がある人は、「親と将来のことについて話をした」と回答する割合が高くなっています(右図参照)。就職難に関するニュースが話題になったときなど、ぜひ、お子さまと職業や将来について話をして、知識や考えを深め、お子さまの将来への自信を育んであげてください。
そのときにオススメなのが、親自身の就職にまつわる経験を話してあげることです。いつ頃、どんなきっかけで自分の将来について考え始めたのか。どんな夢や目標をもったのか。その実現のためにどんなことをしたのか。今の職業に就いたのはどうしてなのか。親と職業とのかかわりにふれることで、お子さまは職業を身近に感じ、親子の関係を深めるきっかけにもなるでしょう。
もっと知りたい
「社会人基礎力」がわかるホームページ/職業への興味を深める本/働くことの意味がわかる本
ホームページ | 本 | |
---|---|---|
『基礎力.net』 https://www.kisoryoku.net/user/login | 『決定版 夢をそだてるみんなの仕事101』 (講談社刊/2,940円=税込) | 『働くって何だ─30のアドバイス』 (岩波ジュニア新書/森清著/819円=税込) |
経済産業省が提唱する「社会人基礎力」に関するサイト。社会人基礎力について解説している他、企業の人事担当者へのインタビュー、各界で活躍する「一流の社会人」に社会人基礎力について伺ったインタビュー記事もあります。 | 101の職業について、なぜ、どのようにして、その職業に就いたのか、どんな仕事で何が楽しく、何がつらいかなどを、読み応えのあるインタビュー記事で紹介。イラストや写真でも仕事の内容が紹介されていて、職業への興味を深めるために最適です。 | 長年にわたって「働くこと」について研究を続けてきた著者による仕事案内。働くことの意味や職業体験実習の実践法、会社での働き方について具体的に解説しています。 |