「皆既日食」から太陽・月について考える
適性検査ではこう問われる
月の満ち欠けについての図や資料を読み解き月と太陽、地球とのかかわりについて考える
月と太陽の関係
2011年度から実施の新学習指導要領に「月と太陽」の単元が6年生の理科に復活します。また、2009年には非常に珍しい天文現象である「皆既日食」が国内で見られたことで、月と太陽、地球とのかかわりについて考える問題が出題される可能性があるといえます。
小学校の理科では宇宙全体の惑星配置などは学習しませんから、地球から見た太陽や月の関係や皆既日食のしくみなど、授業で習う範囲で興味、知識を深め、その位置関係を推測できるようにしておくといいでしょう。
親子でやってみよう
月を観察してみよう!
小学校の授業で学ぶ「月と太陽」の関係についてより理解を深めるため、親子で月の観測をしてみましょう。
「観測」というと、望遠鏡などの準備がいるように思いがちですが、月は肉眼で十分観測することができる天体です。
まずは毎日決まった時間に月の満ち欠けを肉眼で観測し、形や方角などを記録することから始め、月や星の動きに関心をもつように導いてください。
その際、地球から見た月や太陽の位置関係を調べておけば、より地球と月、太陽との関係に対する理解を深めることができます。
可能であれば天文台に出かけたり、望遠鏡で実際の月を見たりするのもいい経験になると思います。
2009年の日食をきっかけに、月や太陽、地球についてぜひ親子で考えてみましょう!