適性検査に役立つ! 「食」と生活習慣の見直し方

■「食育」は適性検査でも頻出
親子で食について考えてみよう

「食育」という言葉は日常でもよく耳にするようになりましたが、適性検査では実際にどのような問題が出されているのでしょうか。


<出題例>
東京都:栄養素と食材を結びつけながらメニューを考える問題
高知県:食に関するデータを見ながら、指定された言葉を使って考えを述べる問題
広島県:メニューの絵を見て、栄養について考えを述べる問題

食のあり方が見直されている現在、適性検査でも食に関する問題は頻出しています。出題の切り口はさまざまですが、栄養と食材の関係や、献立の中の栄養のバランスなど、普段の食事と密接に関連した問題が出される傾向にあるようです。
身近で重要な問題かつ毎日のことですから、この適性検査対策の機会に、ぜひ親子で食について考えてみていただきたいと思います。
けっして難しく考えることはありません。食育とは「子どもに食についての知識を教える」ということだけではなく、家族全員で「本当に『豊かな食卓』とは何か」「栄養のバランスや献立を見直し、日々に生かす」ことを考え、実行することにあります。食についてよりよく学び、実行していけば、家族全員の心身の健康にも必ず役立つはずです。

例えば、厚生労働省と農林水産省が発表した「食事バランスガイド」を毎日の食事作りに生かしてみてはどうでしょうか。この「食事バランスガイド」とは1日に何をどのくらい食べたらよいか、イラストでわかりやすく表現した図です。
この図を活用しながら1日の献立を考えていけば自然とバランスのとれた食事になるように計算されています。



食事バランスガイド



親子でやってみよう

  • ●1週間の献立を表にして、栄養バランスを「食事バランスガイド」でチェックしてみよう。バランスがとれていない日があれば、どんなサイドメニューを加えればバランスがとれるかも考えてみよう
  • ●朝食を食べた日をカレンダーにチェックしてみよう
  • ●「食品成分データベース」(http://fooddb.mex.go.jp/)を使って、1食のカロリーと栄養を計算してみよう
  • ●お菓子やジュースをとらない日をつくってみよう

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「進研ゼミ小学講座」は2020年新課程に対応して、リニューアル。基礎から応用までの学力向上はもちろん、自ら学ぶ姿勢を身につける。
学んだ知識を使って、自分なりの答えを導き出す。そんな体験を繰り返すことで、「自ら考え表現する力」を育んでいきます。

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