算数「仕事算・ニュートン算」[中学受験]

問題5
ある会社では、毎日一定の量の仕事が入ってきます。いくらか仕事がたまった状態から10人で仕事を行うと、ちょうど24日で次の日に残す仕事がなくなります。16人で仕事を行うと、ちょうど12日で次の日に残す仕事がなくなります。それでは、28人で仕事を行うと、何日で次の日に残す仕事がなくなりますか。
(筑波大学附属中 2007年)
<問題5の考え方と答え>


10人で仕事をすると、24日で仕事がなくなるので、こんな図がかけますね。

図

次に、16人で仕事をすると、12日で仕事がなくなるので、こんな図になります。

図

2つの図をならべてみると、○と□の関係がわかりますね。

図

    



    

これを28人でするので、1日に

    

よって、

    
(答え) 6日後


いかがでしたでしょうか?この「仕事算とニュートン算」は、基本的な考え方がしっかり定着していれば、だれでも得点源(とくてんげん)にできる単元です。そう感じたでしょ?特に、ニュートン算は図をかいてイメージをつかめたら、きっと問題を解くのが楽しくなるにちがいありません。ミスター・ツカムもニュートン算は大好きです。算数だけじゃなく他の科目でも、「ぼくはここの単元が好きだな」「わたしはここの単元が好き」…って、何か1つでもつくっておくと、「じゃあ、ここも好きになるかもね♪」って、意欲的(いよくてき)に取り組めるようになりますよ。この単元で手ごたえをつかんで、気分よく学習に取り組んでくださいね。



合格総理大臣 ミスター・ツカム




プロフィール



大人気メールマガジン「コロンブス的・超発想で中学受験を成功させる方法」の発行人で、中学受験カウンセラー。メルマガは殿堂入りを果たす。理科・替え歌暗記法のCD『愛のメモリーTM』も作成。

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