算数「仕事算・ニュートン算」[中学受験]

問題4
あるおもちゃ屋で、新作のゲームを売り出すことにしたところ、販売開始時刻に200人の行列ができていました。また、販売開始後も1分間に1人ずつ行列に加わっていきました。このおもちゃ屋の売り場は1つだったので、行列がなくなったのは、販売を開始してから1時間40分後でした。もし売り場が2つあったとしたら、行列がなくなるのは何分後ですか。ただし、1つの売り場で1人にゲームを販売するのにかかる時間は同じとします。
(帝塚山学院泉ヶ丘中 2008年)
<問題4の考え方と答え>
さあ、ここから2問はニュートン算です。
これも図を必ずかいて、イメージをしっかりとつかむことが大事です。
ミスター・ツカムは必ずこんな図をかきます。

図

最初に200人が並(なら)んでいます。
行列がなくなったのは、販売(はんばい)を開始してから1時間40分(100分)だから、
その間に100人増えることになりますよね。

つまり、
最初の200人と追加の100人の合計300人に、
1時間40分(100分)でゲームを販売した、
 ということです。

1分間に販売できる人数は?
    300 ÷ 100 = 3(人)

売り場を2つにしたら、こんな図になります。

図

1つの売り場で1分間に販売できる人数が3人だから、2つの売り場では、
    3 × 2 = 6(人)  に販売できます。

1分間に1人、行列に並ぶので、1分間に
    6 − 1 = 5(人)  ずつ減ります。

だから、行列がなくなるのは?
    200 ÷ 5 = 40(分)
(答え) 40分後

プロフィール



大人気メールマガジン「コロンブス的・超発想で中学受験を成功させる方法」の発行人で、中学受験カウンセラー。メルマガは殿堂入りを果たす。理科・替え歌暗記法のCD『愛のメモリーTM』も作成。

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