算数「平面図形の面積と角度」[中学受験]
問題4 |
下の図で、角χの大きさを求めなさい。ただし、同じ印のついた角の大きさは同じです。 (近畿大学附属中 2007年・後期) |
<問題4の考え方と答え> | ||
多角形の外角の和は、常に360°でしたね。 つまり、赤線の五角形の残りの外角の和は、 360°− (56°+ 54°+ 66°)= 184° です。 これが、図からわかるように、 ○ + ○ + × + × = 184° となっています。 だから、 ○ + × = 184°÷ 2 = 92° 三角形の内角の和より、 角χ = 180°− 92°= 88° |
問題5 | ||
(青山学院中等部 2008年) |
<問題5の考え方と答え> |
この問題は、『角の大きさの比は4:3』というところにピンときたら方向性が見えてきますよね。 第1回「速さと比(1)」と、第2回「速さと比(2)」でも、このような比はそのまま4と3で考えました。この問題もそのように考えていきます。 問題に示された角度を、比を使って表しました。 三角形の内角の和より、 平行四辺形のとなり合う角の合計は180°だから、 2つの式をならべてみましょう。 りんご3つとみかん4つ買っていくら…という、なつかしい消去算ですよね。 上の式を2倍して□をそろえます。 下の式にあてはめて考えると、 |