算数「濃度」[中学受験]
問題3 |
2%、3%、5% の食塩水をそれぞれ3:3:4の割合で混(ま)ぜると、 (ア) % の食塩水Aになります。さらにこの食塩水Aに3.125g の食塩を溶(と)かすと4%の食塩水になります。食塩水Aは (イ) g です。 (芝中 2007年 2回) |
<問題3 (ア)の考え方と答え> |
今度は少し変わった問題です。濃度と比がいっしょになった問題です。でもこれも、考え方を一度マスターしたらだいじょうぶですよ。 『ツカムクリニック』第1回「速さと比(1)」と、第2回「速さと比(2)」の解法で、道のりや速さの比をそのままかけ算したり、わり算したりしたよね。「おでん解法」ってよんだものですよ。それと同じことをやっていきます。 全体の食塩の量は? |
<問題3 (イ)の考え方と答え> |
前の問題でやったのと同じように、面積図をかいてね。 ところで、実際の入試のときは色つきの図はかけないので、次の図も長方形に色をつけていませんよ。 面積図に慣れてきたら、みんなもえんぴつだけでかく練習をしておきましょうね。 2つの斜線(しゃせん)部分のたての長さの比は、96 : 0.5 = 192 : 1 同じ面積になるためには、横の長さの比は? 1 : 192 になることが必要。 1 : 192 = 3.125 : □ □ = 600 |