英作文のコツと練習方法は? 大学入試英語の英作文は例文アレンジでトレーニング

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「英作文が書けない」と悩んでいませんか?

大学入試の英作文には3つのパターンがあります。その中で、最も出題されやすいのは意見を自由に書く「自由英作文」です。

今回は、使える表現を増やす方法と自由英作文の基本的な書き方をお伝えします。

この記事のポイント

大学入試の英作文パターンは3つ

大学入試における英作文のパターンは主に3つあります。

● 和文英訳:日本語の文を英文に訳す
● 資料ありの自由英作文:グラフなどの英語資料から読み取れる内容を書く
● 自由英作文:何を書くかテーマが与えられ、自由に自分の意見を書く

和文英訳は東京大学や慶応大学など、さまざまな大学で出題されており、難易度も大学によって大きく異なります。

資料ありの自由英作文は、たとえば広島大学などで出題。資料の説明だけでなく、データの背景と考えられる事情を推測する問題もあります。

自由英作文は特に出題頻度の高いパターンです。東京大学、慶応大、筑波大学、広島大学などで出ています。英語でまとまった文章を書き上げる力が必要です。

英作文上達のコツは構文や定型表現のアレンジ

英作文の力を効率的に向上させるには、まず構文や定型表現を覚えましょう。表現の型を知っているほうが時間の節約になりますし文法ミスも減ります。

たとえば、グラフや表、事例などから分かることを書くなら“It shows that S+V.”が便利です。定形表現を覚えたら、その表現を使って自分の身の回りのことを書いてみましょう。

また、構文などの英語表現は、何度も音読をすると定着しやすいとも言われます。問題集にある解答例を音読すれば、解答に必要な表現や文章構成などを効率よく覚えられるでしょう。

自由英作文では“意見と根拠“がポイント

自由英作文では、文章構成力や論理力も評価対象になります。そこで重要なのが、“意見と根拠”です。

<意見と根拠の基本の書き方>

● 1段落目:(導入)自分の意見を書き、“There are two reasons.”などと書いて次に理由を説明することを予告
● 2段落目:(根拠1)1つめの根拠+説明・事例 “The first reason is that …”
● 3段落目:(根拠2)2つめの根拠+説明・事例 “The second reason is that …”
● 4段落目:(結論)“Therefore,・・・”などの形で結論を書く

自分の意見を述べるタイプの自由英作文の練習としては、たとえば英検2級のライティング問題が便利です。いくつかの過去問題と解答例が公式ページに掲載されていますので、書き写したり繰り返し音読したりして書き方を覚えましょう。

まとめ & 実践 TIPS

大学入試英語の英作文対策では、まず定型表現や構文といった英語表現を覚えましょう。定型表現を覚えられたら、次はアレンジして使っていきます。

自由英作文を書くときは、“意見と根拠”をセットにすることも重要。英検2級のライティング問題は、大学入試の自由英作文対策にも適した問題です。解答例を書き写したり音読したりして、書き方を覚えましょう。

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