【2022年版】家族におすすめのカードゲーム&ボードゲームを専門家が厳選  選ぶポイントや子どもに教えたいマナーも紹介

長期休み期間は、ゆっくり過ごせる分、親子で暇を持て余してしまうことも多いですよね。そんなときは、手軽に始められて親子で盛り上がれるカードゲーム&ボードゲームがおすすめ! 国内最大級の専門店を運営するボードゲームの総合企業 株式会社すごろくや、代表取締役丸田康司さんに「プレイヤーが協力しながら遊べる」「とにかく盛り上がる」など、テーマごとにおすすめのカードゲーム&ボードゲームを教えてもらいました。選ぶときのポイントについても解説します。

この記事のポイント

家族で遊ぶカードゲーム・ボードゲームを選ぶポイント

カードゲーム・ボードゲームというと、まだまだ、ゲームを「ルールどおりに遊ぶもので、特に考えるものではない玩具である」と思うかたが多いと思います。しかし、近代型のカードゲーム・ボードゲームほど、その考えが通用しません。

知っておきたいのは、「『ゲーム』の魅力とは、制約(ルール)の中でできることを見つけ、自発的に考えてうまくやれることだ」ということ。子どもと遊ぶ時には、「どの程度までの攻略なら自発的に考えられるか」を考え、その子に適したものを選びましょう。

この「自発的に考えられる」尺度として、ゲームの年齢設定があります。ゲームごとに考える方向性が多様に異なり、子どもによって向き不向きがあるので、選ぶときはまず、子どもの年齢よりも対象年齢が低いゲームから試してみましょう。
そして、親が教えなくても攻略方法を考えられていれば、少しずつ対象年齢が高めのゲームを選んでみるとよいでしょう。これは親についても同じことです。大人ならば子どもができるゲームはすべてうまくやれる、ということはほとんどありません。子どもと一緒に挑戦する姿勢が大切です。

選ぶときのポイント

  • ・まずは子どもより対象年齢が低いものを
  • ・自発的に考えて遊べるものであるか
  • ・大人も理解して遊べているか

専門家がおすすめするカードゲーム&ボードゲーム8選

国内最大級の専門店「すごろくや」代表取締役、丸田康司さんがおすすめするカードゲーム・ボードゲームを教えてもらいました。対象年齢別・テーマ別に紹介するので、気になるものがあったら、チャレンジしてみてください。

【小学校低学年からOK】

カードゲーム「ナンテッタ」
1,980円

対象年齢:4歳~大人 プレイ人数:3~7人用 所要時間:10分  ルール難度★1

セリフと表情を合わせる新感覚かるた

読み手役一人が、自由に選んだタイルのキャラクターのセリフを自分で考えて声で伝え、他の全員が該当する絵を察して早取りする新感覚かるた。正解を見つけられたら、ごほうびとしてそのカードをもらえます。こうしてゲームを繰り返し、誰かがいち早く5枚のカードを集めることができたら、その人が勝ちです。メーカー/ すごろくや(日本)

【ここがおすすめ】
言葉を上手に使ったセリフに思わず感心したり、同じ絵に対する印象の違いに驚かされたり、言葉選びや口ぶりから推理力を働かせて正解の絵を探したりするのが楽しいゲームです。みんなが考えたセリフを聞いて正解を探す、を繰り返すうちに「他の人の感性」を想像し、感受性を育むことを自然に促せるでしょう。

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カードゲーム「イチゴリラ」
1,540円

対象年齢:3歳~大人 プレイ人数:2~6人用 所要時間:10~20分  ルール難度★1

伝統的な絵合わせゲームに新しい仕組みをプラス

誰もが遊べるペア合わせのメモリーゲームに、同じ絵が2枚のペアだけではなく、3枚セットや5枚セットなどが加わったカードゲーム。例えば5枚セットなら5枚を全部見つけなければ取れないため、どれを狙うかが悩ましくて、人の間違いに期待が膨らんで盛り上がります。タイルを取り尽くしたらゲーム終了。いちばん枚数を多く集めた人が勝ちです。メーカー/ すごろくや(日本)

【ここがおすすめ】
伝統的な絵合わせゲームに新しい仕組みを加えたことで、欲張って失敗してしまったり、思わぬ大逆転が生まれたりと、さまざまなドラマが生まれるゲームです。子どもから大人まで対等に遊べて、自然と盛り上がります。

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ボードゲーム「ねことねずみの大レース」
5,280円

対象年齢:4歳~大人 プレイ人数:2~4人用 所要時間:20~30分  ルール難度★1.5

すごろくで追いかけっこしながらより多くチーズ片を集める

サイコロを振って自分の4~5匹のねずみを進めながら、追いかけてくるねこに捕まらないように、より多くのチーズ片を集めるゲーム。部屋に逃げ入ったり、ねこに捕まったりして、動かせるねずみがいなくなったらゲーム終了。それまでに獲得したチーズ片の得点を数えて、一番を決めます。メーカー:Pegasus Spiele (ペガサス・シュピーレ, ドイツ)

【ここがおすすめ】
すごろくと追いかけっこというわかりやすい仕組みの中に、どのねずみを動かすか、どのチーズを狙うかという駆け引きが盛り込まれ、大人も十分に熱中できるゲームです。遊ぶたびにねこの進み具合が変わるので、何度でも違う展開で楽しめるのもポイントです。

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【小学校高学年からOK】

知識が深まり、学習の役に立つ
カードゲーム「熟語トランプ 上級編」
1,320円

対象年齢:7歳~大人 プレイ人数:1~8人用 所要時間:10分  ルール難度★1

漢字カードを組み合わせて熟語を作る

トランプの各カードに書かれた漢字を使って、「熟語 七ならべ」「熟語 神経衰弱」など、さまざまなルールで知識と組み合わせを楽しめるカードセット。初級編と上級編があります。メーカー/ ビバリー(日本)

【ここがおすすめ】
熟語という漢字の組み合わせの妙をゲームで実感できます。得点配分のバランスと、できる組み合わせが多すぎず・少なすぎずという漢字の構成がとてもよく考えられています。気になる言葉から、知らない言葉を知るきっかけにもなるでしょう。

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とにかく盛り上がる!
カードゲーム「ナンジャモンジャ」
1,430円

対象年齢:4歳~大人 プレイ人数:2~6人用 所要時間:15分  ルール難度★1

謎生物にそれぞれのセンスで名前を付ける記憶ゲーム

頭と手足だけの謎生物ナンジャモンジャ族が描かれたカードをめくり、その人のセンスでナンジャモンジャの特徴をとらえた名前を付けます。それを全員で覚え、以降、めくられたらその名前をいち早く叫ぶことでたまったカードを獲得し、集めた枚数を競うゲーム。「ナンジャモンジャ・シロ」と「ナンジャモンジャ・ミドリ」があり、どちらからでも遊べ、2つのパッケージを混ぜると12人まで遊べます。メーカー/ すごろくや(日本)

【ここがおすすめ】
おかしな名前を付けたり、最初のうちに「簡単」と侮っていたら途中でまったく思い出せなくなったりと、笑いが絶えずに盛り上がります。他の人が覚えにくそうな名前や、思わず笑ってしまいそうな名前を自由に付けるのもおすすめです。

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短時間で楽しめる
カードゲーム「キャプテン・リノ」
1,760円

対象年齢:5歳~大人 プレイ人数:2~5人用 所要時間:10~15分  ルール難度★1.5

崩さないようにカードを重ねながら、手札を減らす

ビルを崩さないように、折り曲げたカードを柱にして乗せ、手札から次の床を選んで重ねていきながら、手札をいち早くなくすことを目指すゲーム。ビルを崩してしまうと、自分は負け確定。手札をすべてなくすか、誰かがビルを崩したときに手札が最も少ない人の勝ちです。メーカー/HABA(ハバ、ドイツ)

【ここがおすすめ】
慣れれば1メートル以上の高さに積み上がり、重ねるときにドキドキしたり、リノカードなどの特殊カードの効能によってライバルにいじわるしたりと、たいへん盛り上がります。崩れるときも、紙製なので大きな音がしないというのもうれしいポイントです。

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じっくり楽しめる
カードゲーム「ラビリンス」
4,400円

対象年齢:7歳~大人 プレイ人数:2~4人用 所要時間:30分  ルール難度★1.5

迷路を変えながら、目的地を目指す名作ゲーム

タイルが敷き詰められてできた迷路を、列ごとにダイナミックに変えていき、自分のコマを目的の宝の場所まで導いていくゲーム。目的地にたどり着いたら、カードを公開し、次のカードの目的地を目指します。こうしてゲームを続けていき、決められた枚数をこなしてから、先にスタート地点(四隅の角)に戻った人が勝ちです。メーカー/Ravensburger(ラベンスバーガー, ドイツ)

※ 写真はドイツ版のオリジナル仕様です。

【ここがおすすめ】
目的地にたどり着くように迷路の形をパズルのように変えていくシンプルなゲームですが、じっくり考えるのが楽しいおすすめの名作ゲームです。盤面を広く見渡し、どことどこがつながっているのか、どんな形の道があるかをよく考えて、これだ! という活路を見いだせたときの喜びはたまりません。

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1対1で遊べる
「ゴブレットゴブラーズ」
2,750円

対象年齢:5歳~大人 プレイ人数:2人用 所要時間:5分  ルール難度★1

伝統的な三目並べ(〇×)ゲームに、駒の大小という要素を追加

3×3のマス盤面に自色駒の縦/横/斜めの1列を作るため、駒を置いたり、動かしたり、小中大のサイズ差を生かしてかぶせたり、かぶせを外したりしていく対戦ゲーム。3×3のマス目には何もなく、各自手元に自分の色の駒(ゴブラーズというキャラクター)を用意した状態から始めます。交互に、自分の駒1個を取って、空いているマスか、より小さい駒にかぶせるように置くか、既に置いてあるものを動かすかを考えながら、縦/横/斜めの1列に自色のゴブラーズ3個を並べた人の勝ちです。メーカー/BlueOrange(ブルーオレンジ, フランス)

【ここがおすすめ】
伝統的な三目並べ(〇×)ゲームに、駒の大小という要素を追加したことで、どのサイズを使うのか、相手が残している駒は何か、と考える深みが増しています。短時間でじっくり遊べる2人用としてかなりおすすめです。

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協力しながら遊べる
ボードゲーム「ゾンビキッズ:進化の封印」
3,080円

対象年齢:7歳~大人 プレイ人数:2~4人用 所要時間:15分  ルール難度★1.5

全員の勝利を目指す協力型のボードゲーム

ゾンビの大群が押し寄せてきた〈僕らの学校〉を守るヒーローとして、各自が教室や校庭のマスを移動。あちこちのマスから湧き出るゾンビを駆除しつつ、校門4つを施錠して全員の勝利を目指す協力型のゲーム。一人ずつ順番に、ゾンビの出現と退治を繰り返していきます。メーカー/Scorpion Masqué(スコーピオン マスク, カナダ)

【ここがおすすめ】
わいわいとみんなで知恵を出し合いながら遊べて、ドキドキする展開が盛り上がるゲームです。何度も繰り返し遊ぶと、ゲームのルールや内容物が進化する仕組みがあり、家族や友達同士など決まったメンバーで何度も繰り返し遊ぶのに最適です。

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教えておきたい、ゲームで遊ぶときのマナー3点

マナー1 人の攻略方針や結果に口を出さない

「自分で考えてうまくいく」ことがおもしろいのが、ゲームの醍醐味。「正解を教えてあげる」「今のはよくなかった」と言われるのは迷惑で、嫌な気持ちになります。もちろん、ルールの確認はOK。

マナー2 人を長時間待たせるような判断の停滞を避ける

「自分の最善判断のためなら自分だけは人を待たせてもいい」はわがままで身勝手な行為。逆に無理に人をせかすのもNGです。
何度も続いているなら、もしかしたらそのゲームが今は適していないため、判断に至る理解や整理ができないのかもしれません。

マナー3 内容的に今の自分のベストを尽くせたかどうかで充実感を得よう

「負けてスネる」のは、このとらえ方ができないのと、ベストを尽くしてもいないのに勝ち負けばかりを気にしているから。勝ち負けだけにとらわれず、今の自分のベストを尽くせたかを大事にしましょう。

まとめ & 実践 TIPS

カードゲーム・ボードゲームは、プレイ内容や考え方が多様です。だからこそ、ハマるものに出合えると大人も子どもも思い切り楽しめます。親子の時間がたっぷりある冬休み期間に、ぜひチャレンジしてみてください。そして、ゲームをするときは、みんながマナーを守ることが大切です。3つのポイントを参考に、「ありがとう、また遊ぼう」という感謝の気持ちで終われるようにしましょう。

「おうちでボードゲーム for ママ&キッズ」(すごろくや著、スモール出版)

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すごろくや

国内最大級のボードゲーム販売専門店。都内に2店舗展開し、自社製品の企画制作、海外製ゲームの国内向けローカライズ、全国小売店への卸流通、書籍出版、イベント運営、講座/研修など、ボードゲームに関するあらゆる事業を包括的に行う、「ボードゲームの総合企業」。(写真は高円寺店)

【すごろくやHP】
https://sugorokuya.jp/

【すごろくや販売サイト】
https://sugorokuya.jp/gamelist

取材・文/本間勇気

プロフィール

丸田康司

丸田康司

株式会社すごろくや代表取締役。15年間のテレビゲーム開発の後、独立し、2006年4月に近代ボードゲーム・カードゲームの専門店“すごろくや”を設立。親子やカップルでにぎわう店舗展開、メディアを活用した情報発信企画、オリジナルゲームの企画制作、書籍の企画/制作/執筆、先進的なボードゲームイベントやボードゲーム制作のワークショップ、講座、教育対談の開催など、ゲームを主軸として多岐にこなす。

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