苦手な子が多い小数÷小数のわり算は、3大つまずきポイントを攻略しよう!

小4から学習する小数のわり算。小4では小数÷整数を、小5では小数÷小数を学びますが、特に苦手な子どもが多いのは小数÷小数のわり算のようです。つまずきやすいポイントは3点。それらを押さえ、苦手を攻略していけるようにしましょう。

この記事のポイント

わる数、わられる数両方の小数点をズラすのを忘れずに!

小数÷小数のわり算では、わる数を整数にして、その分、わられる数も小数点の位置をズラして筆算するのが基本です。これは、わる数とわられる数に同じ数字をかけても商は変わらないという特性を利用したものです。

9.6÷1.6

96÷16

わる数1.6を10倍にして小数点を右に1つズラした分、わられる数9.6も10倍の96にします。
9.12÷6.4なら、まずわられる数6.4を10倍にして64と整数にし、その分、わられる数9.12も10倍するため小数点を1つ右にズラし91.2とするわけですね。

このルールに従う際にミスしがちなのが、わる数の変更に合わせてわられる数を変更するのを忘れたり、小数点をズラす数を間違えてしまったりすることです。特にわる数とわられる数とで、小数点以下の桁数が異なる場合に間違えることが多いため、注意しましょう。

商の小数点の位置は、ズラした小数点の位置!

小数÷小数の筆算では、わる数、わられる数ともに小数点の位置をズラしているため、商の小数点の位置もズラした小数点の位置となります。しかし、誤って元々の小数点の位置で商を答えてしまうことがあるので要注意!

9.6÷1.6なら96÷16に変換して、商は6となるはずなのに、筆算した際に元のわられる数9.6の小数点の位置に引きずられて0.6にしてしまうといったミスが起きるわけです。

このようなケアレスミスをしてしまわないようにするためには、筆算の際に元のわられる数の小数点をしっかりと線で消すことと新しい小数点の位置をしっかり記入することが大切。それでも間違えてしまう場合は、筆算の際に先に商の小数点を打ってしまうのもアリです。

あまりの小数点の位置は、元の小数点の位置!

小数÷小数の筆算では、商とあまりとで小数点を持ってくる位置が異なるのが最も間違えやすいポイント。

上でみたように、商に関してはわられる数の小数点をズラした位置で小数点を打つのに対して、あまりについてはわられる数の小数点をズラす以前の元の位置に打つのです。

商とあまりとで、小数点を打つ位置の処理が異なるため非常にまぎらわしいですが、その理屈を知っておくと誤りを防ぎやすくなります。わる数とわられる数に同じ数をかけても商は変わらないものの、あまりはかけた数と連動して変化することが下の例からもわかるのではないでしょうか。

・4÷3=1あまり1
 ↓ わる数、わられる数共に10倍にする
・40÷30=1あまり10

わる数、わられる数を10倍にしても商はかわらないものの、あまりは10倍になっていますよね。そのため、小数÷小数でわる数、わられる数を10倍にしたならあまりは1/10に、100倍にしたならあまりは1/100にしなければならないわけです。

まとめ & 実践 TIPS

苦手な子どもの多い小数÷小数には、間違えやすい3大ポイントがあります。特に紛らわしいのが、商とあまりとで小数点を打つ位置の処理が変わってくるということ。間違えやすいポイントをあらかじめ知っておくことで、解く時にも注意深くなれるため、お子さまにぜひアドバイスを。また、慣れるまでは、たしかめ算・検算で確認することも大切です。

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