スペシャル100点や花丸も登場させよう! 子どものやる気と自信が芽生える宿題の効果的な丸付け方法とは?
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毎日の宿題の丸つけが、悩みのたねというかたも多いのではないでしょうか?
子どもが、いつも同じところをまちがえてしまったり、まちがえたところを直すのを嫌がったりすると困りますよね。そんなとき、ちょっとした工夫があれば、スムーズに丸つけができるかもしれません。
次に、丸つけをするときの簡単なコツをご紹介しますので、ぜひ、参考にしてみてください。
(赤ペン先生 吉田)
まちがえたところには、星マークなどをつけたり、ふせんを貼ったりする
せっかくがんばって取り組んだのに、×がついていると子どもは嫌がったり、意欲が低下したりしてしまう場合もあるので、×やレはつけないことをおすすめします。たとえば、単位の抜け・ミスには黄色のふせん、計算ミスには水色のふせんを貼るなど、色別にしておくと、一目でまちがいの内容がわかる上に、まちがいの傾向もつかめます。子どもも自分がまちがえやすいところがわかると、気をつけるようになりミスを少なくしていくことができます。
子どもの努力が見られるところにミニ花丸をつける
子どもがミスをしがちな、算数の「単位」や「小数点」、漢字の「とめ・はね」「出る・出ない」などができていたり、きちんと計算したあとがみられたりするときなどは、その箇所にミニ花丸をつけてほめます。「good!!」などの一言があるとより効果的です。特に、ローマ字や英語を習う学齢では、かっこよくほめてもらえた気がして嬉しいようです。子どもは、細かいところまでみてくれたことを喜び、これからも実行しようという気持ちになります。よい習慣を続けることで、「ここはできる!」「これは得意!」という自信も芽生えます。
直し終わったら、特別な100点や花丸で認める
問題の解き直しは、子どもはやりたがらないものです。でも、解き直してできたときに、100点や花丸でほめてもらえると、「見直してよかった!」「できるようになった!」と達成感がもて、「また、がんばろう!」と次への学習の意欲につながります。
まとめ & 実践 TIPS
丸つけをすることによって、「次はまちがえない」「できなかった問題ができるようになった」ということを実現していくと、毎日の丸つけも楽しくなっていくのではないでしょうか。丸をつけることで、おうちのかたとお子さまの心もまるくなって、つながっていくとよいですね。
出典:
「丸つけ」が家庭での学習効果を高める! 丸つけができる子、できない子
https://benesse.jp/kyouiku/202008/20200820-2.html
1・2年生の学習意欲をUPする! 「赤ペン先生」のまるつけテクニック
https://blog.benesse.ne.jp/zemihogo/sho/stoc1910lear0097.html
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