よく回る!クリアファイルで作る風車【おうちで知育工作】
- 自由研究
近年、学校現場において重視されている探究的な活動には、自然科学的な興味関心が欠かせません。
探究的な学びの姿勢を育てるには、日頃から、保護者も一緒に理科的な遊びを楽しむことが大切です。
今回は、親子で一緒に作って遊べる理科的な工作、風車の作り方をご紹介します。
この記事のポイント
風車の材料を折り紙からクリファイルに代えてみると…
先日、6歳の娘と折り紙を使って風車を作ってみました。
ちょうど夏で、扇風機のほうに向けると
くるくるとよく回る!
ただ、すぐ羽根の部分がヘタっとしてしまい、回らなくなってしまいます。
そうだ、折り紙の代わりに、クリアファイルを使ってみたらどうかな?
と試してみたところ…これが大成功!
羽根もへたらず、透明なベースに柄を描くのも楽しくて、
なかなか素敵な風車ができました。
娘も風車作りが大好きになり、連日作っては、
「あの子はハート柄!」「この子には青いシマシマ!」と塗り分けて、
お友達にプレゼントしています。
今回は、そんなクリアファイルで作る
風車をご紹介します。
用意するもの
・材料
クリアファイル 1枚
竹ひご
マスキングテープ
ストロー 直径6mmのもの
・使うもの
定規
ハサミ
千枚通し(無ければ押しピン・インクの切れたボールペン等)
油性ペン
作り方
1.クリアファイルを15cm四方に切り抜く。
2.「1」の頂点の角と角を結んで、千枚通しの先等で「×」を書く。(油性ペン等でもOKですが、こうすると跡が目立ちません)「×」の端から8cmに、それぞれハサミで切り込みを入れる。
3.「×」の中心と、4つの角に(赤い点の部分)、それぞれ千枚通し等で穴を開ける。
4.「3」に油性ペンで好きな模様を描く。
5.「4」の中心の穴に、竹ひごの先端が2cmほど出るように差す。
6.写真のように、竹ひごの先端に、クリアファイルの端の穴を1つ通す。
7.「6」の右隣の穴も、同様に竹ひごの先端に通す。
8.「7」の右隣の穴、その右隣の穴も、竹ひごの先端に通す。
9.ケガ防止のため、竹ひごの先端を3mmほどカットする。
10.マスキングテープを10cmほどにカットし、竹ひごの先端に巻き付ける。
11.巻き付け完成。これで羽根が竹ひごから抜けなくなりました。
12.竹ひごをストローに通し…
13.ストローの、竹ひごより長い部分はカットします。これで出来上がり!
遊び方
1.息を「ふーっ」っと吹きかけたり、扇風機等、風の出るものの前に置いたりすると…
2.クルクルと良く回ります!
3.早く回ると、模様が円を描くように見えました!
4.こちらは娘が作った風車。このように、4枚の羽根を塗り分けることもできます。色々な柄の風車を作って見てくださいね。
まとめ & 実践 TIPS
おうちの中で回ることが確認できたら、外にも持っていって遊んでみましょう。風車を持って走ったり、自然の風の吹くところに持っていったりしても、よく回りますよ。
子どもの探究的な姿勢を育んでいくためには、普段の遊びや生活のなかで、子どもの科学的関心を高める足場をつくる機会を増やしていけるとよいですね。
【参考】
大人が理科を楽しむ姿勢を見て、理科好きの子が育つ
https://benesse.jp/kosodate/201605/20160525-1.html
子どもが自信を持てるようになる! 手先が器用な子どもに育てるには?
https://benesse.jp/kosodate/201605/20160530-1.html
- 自由研究