勉強したの?宿題は?もう中学生になったのに帰宅後の声かけはしなければだめ?

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「中学生になったのだから自分のことは自分でしてほしい」と思ってしまうこともあるかもしれません。でも、中学生はまだ子どもです。ある程度は保護者が管理する必要があるでしょう。

中学生の学習管理方法と、保護者の関わり方についてご紹介します。

この記事のポイント

中学生が帰宅後自由に使える時間は2時間もない?

中学生になると、小学生時代よりも子ども自身が使える時間が短くなります。小学校時代よりも授業時間が長く、部活動もあるため、帰宅時間が夕飯時に近いという中学生も多いです。

塾や習い事がある中学生になると、もっと時間が少なくなります。帰宅後、学校や塾、習い事の宿題に取り組んでいたら、夜10時近くになり、そこから自分の時間という子どももいるのです。

成長期であることを考えると深夜12時には寝てほしいですよね。そう考えると、子どもが使える時間は2時間程度しかないと思った方がいいでしょう。

何時間勉強したかよりもどれだけ効率的に学習するか

小学校時代は、学年×10分といったように家庭学習時間の目安がありましたが、どれだけ効率的に学習したかはそれほど問われることはありませんでした。しかし、中学校になったら「短時間でどれだけ効率よく学習したか」が問われます。

中学生が家庭学習に使える時間は、保護者が思っている以上に短いです。「学校から帰ってきたらすぐに机に向かえばいい」と思うかもしれませんが、大人でも仕事で疲れ切っている状態で資格や仕事の勉強をするのは辛いですよね。

休憩時間を作り、リフレッシュした状態で机に向かい、限られた時間で効率よく、質の高い学習ができるようにしましょう。

帰宅後の効率学習が捗る!学習計画の立て方と保護者の関わり方

帰宅後の限られた時間で効率的に学習するには、勉強時間の長さではなく量で学習計画を立てるのがおすすめです。「問題集の10pまでやる」「教科書を20p読む」など、目で見える目標を立てましょう。「今月中に問題集を終わらせる」のような最終的な目標から逆算して決めるといいですね。

たいていの場合、学習は計画通りに進みません。巻き返しや休息に使える予備日・時間も計画に入れましょう。修正可能な計画を無理のないペースで取り組めるようにするのがポイントです。

保護者は、計画を共有してもらって帰宅後や夕食後のタイミングで声掛けしましょう。子どもは、予備日のある無理のない計画を立てると「一日くらいサボっても大丈夫」と考えてしまいがちです。保護者がリマインドをすることで「サボり」を防ぐことにつながります。

まとめ & 実践 TIPS

「中学生になったのにまだ勉強のリマインドをしなければいけないの?」と感じている保護者のかたも多いかもしれません。


しかし、小学校より広く・深くなった学習範囲をカバーするための家庭学習を子ども任せにするのは、まだ早い可能性があります。計画立てや修正の主体になるのは子どもとしても、保護者はリマインダーやチェッカーとしての役割を果たしておきたいですね。


全てに保護者が関与する必要はないので、子どもと相談しながら決めていきましょう。

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