暗記力のカベ!?47都道府県はこうすれば無理なく覚えられる!

小学4年生から始まる都道府県の学習では、都道府県の名前や位置、県庁所在地などなど、覚えることがたくさんあります。今回は、都道府県学習を題材に、大量に覚えるものがある場合の暗記のコツをお伝えします。

この記事のポイント

7つ以上の丸暗記は基本ムリ!?

都道府県の学習は小学4年生から始まりますが、中学受験、高校入試で避けて通れない学習内容です。都道府県の学習では、都道府県の名前と位置にはじまり、県庁所在地、形、県のマーク、特産品など、覚える内容もたくさんあるので、苦手意識を持つお子さまも多いのではないでしょうか。しかし47都道府県の基本事項を覚えてしまえば、社会が得意になるだけでなく、多くのことを苦労して習得できたという自信を強めることにもなります。
そして記憶に関する研究では次のようにも言われています。

  • 人間が一度に記憶できる数は7つ前後

これはアメリカの心理学者ジョージ・ミラーが「人間が一度に認識・把握できる情報は7つ前後である」という考えで、「マジカルナンバー」とも言われています。そうなると「7」の7倍近い47都道府県を覚えるには、少し工夫とコツが必要になります。どのようにして覚えればよいのでしょうか?

まず「記憶の起点」をつくる

まずは自分が住んでいる都道府県で「記憶の起点」をつくります。自分の住んでいる都道府県だと、日常的にいろいろな情報に触れているため、自然と覚えていることもあるかと思います。そして県庁所在地、形、位置など、都道府県に関する問題でよく問われる項目を、地図帳などを使っておさえるようにしましょう。自分の住んでいる都道府県で「記憶の起点」をつくったら、次は隣り合う都道府県や旅行に行った都道府県など、徐々に範囲を広げていきましょう。

「7より小さい」グループに分ける

「記憶の起点」ができたら、次は7より小さいグループに分けて、そのグループを覚えます。つまり「北海道地方」「東北地方」「関東地方」「中部地方」「近畿地方」「中国・四国地方」「九州地方」の7つです。7つに小分けすることで、1グループあたり平均7つ程度に分けられます。なかには「中部地方」「中国・四国地方」「九州地方」のように7つ以上の県を含む地方もありますが、そこはさらに南北で2グループに分けるなどしてみましょう。7より小さいグループに分けたあとは、「記憶の起点」と比べながら特徴を印象づけるようにしてみましょう。そしてグループ分けした後の覚えるコツを最後に紹介します。

「ビジュアル」でのひっかかりをつくる

社会科に限らないですが、文字以外の写真やイラスト、図などのビジュアル情報を使うことで、より学習内容の印象が残りやすくなります。たとえば観光地の写真から「北海道は雪が積もっているな」とか、「沖縄県は晴れていて暑そうだな」などの「ビジュアル」でのひっかかりは、記憶を呼びおこす際に大変役に立ちます。さらに都道府県をビジュアルでとらえるには、たとえば次のようなものがあります。

  • 旅行のパンフレットやガイドブック/テレビなどの旅行番組/食料品やお土産などのパッケージ

このように、わざわざ旅行に行かなくても身近なところで都道府県をビジュアルで確認できるものがたくさんあります。そしてビジュアルで確認したら、すぐに地図帳などで知識・情報を結びつけるクセをつけることで、より知識として確実に定着していきます。

まとめ & 実践 TIPS

「記憶の起点」をつくり、「7より小さい」グループに分けるという暗記方法は、ほかの教科・科目の学習でも役に立ちます。ぜひ一度お試しください。

株式会社プランディット 社会課 十河(そごう)
編集プロダクションの株式会社プランディットで,進研ゼミを中心に,小学校から高校向けの社会(地歴公民)の教材編集を担当。

プロフィール

株式会社プランディット

1988年創業のベネッセ・グループの編集プロダクションで,教材編集と著作権権利処理の代行を行う。特に教材編集では,幼児向け教材から大学入試教材までの幅広い年齢を対象とした教材・アセスメントの企画・編集を行う。

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