オムツはずれ ステップ2「トイレに興味をもって行ってみる」

  • トイレトレーニング

お子さまの様子を見守りながら、ステップを踏んで進めていきたいオムツはずれ。今回は、オムツはずれ4つのステップでご紹介したステップのうち、ステップ2「トイレに興味をもって行ってみる」についてお伝えします。
お子さんと楽しくオムツはずれを進める際に、ぜひ参考にしてみてください。

オムツはずれ トイレに興味をもたせるには?

ステップ1でトイレの環境を明るく整えたら、さっそくお子さんをトイレに誘ってみたいもの。といっても、1、2歳の時期はいきなりトイレに座らせるのではなく、まずはお子さんがトイレに興味をもてるよう、ゆっくりとイメージづくりをするのがおすすめです。そのためのアイデアをご紹介します。

歌を歌って誘いかける

オムツはずれ用のおもちゃの中には、「いこう、いこう♪」と歌が流れてトイレに誘ってくれるタイプのものもあります。このようなグッズを利用して、一緒に歌いながら楽しくトイレに誘ってみましょう。お子さんの好きなメロディを選んで、親子でリズムにのりながらトイレに行くのもよいですね。

絵本や映像でトイレのお話を見る

トイレに親しみを感じられるよう、絵本や映像でトイレのお話を見るのもおすすめです。
キャラクターが主人公のもの、動物たちが主人公のものなど、お子さんがついひきこまれてしまうような楽しいお話を通じて、トイレに行く意味や必要性を伝えましょう。

「おしっこはトイレでする」がわかるごっこ遊びをする

お気に入りのお人形をおもちゃのトイレに座らせて「出るかな、出るかな」と声をかけたあと「チョロチョロチョロ(おしっこの音)」と実況中継。そのあとすぐに「おしっこが出てすっきり!」などと、お人形を通して話してみましょう。「ヒューポトン!(うんちの音)」「プー(おならの音)」など、違うパターンでくり返してみるのもよいですね。

ぬいぐるみを並べて、みんなでトイレ

トイレをしているお人形を置き、そのそばにぬいぐるみをたくさん並べて「うさぎさんもくまさんもみんなトイレでおしっこするね」などと声をかけると、「ぼく(私)も!」と意欲が湧くでしょう。

先輩ファミリーの工夫も参考にしたい!

お子さんがトイレに興味を持てるよう、先輩ファミリーはどんな工夫をしたのでしょうか? その体験談も、ぜひ参考にしてみてください。
教育情報サイトのトイレトレーニング(オムツはずれ)コーナーに掲載している体験談の中から、トイレへの興味を育んだ工夫をご紹介します。

キャラクターのビデオでその気にさせた

トイレを怖がるうちは無理強いせず気長に構え、キャラクターのビデオでトイレへの1歩を手にいれました。
F・Tさん Mちゃん (体験談当時の年齢:2歳0か月ごろ~2歳7か月ごろ 女 第1子)

実は、大人の私もなんとなく「トイレ=少し怖い」と思っているので、無理にトイレに連れ込んで嫌な経験にしないようにと考えました。そこで、好きなキャラクターが出てくるトイレトレーニング(オムツはずれ)がテーマのビデオを見せたところ、突然「トイレ行く!」と言ってトイレに向かっていきました。

ビデオの付録についていたおもちゃも貼りつけてあげ、歌をうたってあげました。もちろん終わったときは、少し大げさに喜んであげました。パパにも報告してほめてもらいました。
https://benesse.jp/contents/toilet_training/step2/post_313.shtml

人形を利用してトイレに行かせた

私でなく、子どもがトレーニングするようにしたらと思い、人形を利用してトイレに行かせるようにしました。
K・Hさん Vくん (体験談当時の年齢:2歳6か月ごろ 男 第1子)

私が子どもをトレーニングするのではなく、人形(我が家の場合、好きなキャラクターの人形で、子どものパンツがはける大きさの物)を子どもがトイレに連れていくといった方法にしてみました。そして、子どものパンツがぬれていないことをほめて、子ども自身が人形のお手本になるようにさせました。

自分がトレーニングさせられているというより、お手本にならなきゃいけないという、気持ちからか、トイレに一生懸命行くようになりました。母親自身も、怒るよりほめることが多くなって気持ち的にもとても楽になりました。
https://benesse.jp/contents/toilet_training/step1/post_1156.shtml

子どもの好きなものを持ち込んで、トイレを楽しい場所にした

子どもの好きなものをトイレに持ち込むことで、トイレの怖いとか暗いというイメージを変えてみました。
M・Mさん Nくん (体験談当時の年齢:1歳6か月ごろ 男 第1子)

賃貸マンションのため、我が家のトイレは窓が無く、一日中電気をつけないと暗い感じでした。そのため、トイレが怖かった様子。そこで、トイレの壁に当時好きだった車の写真をたくさん飾って、「怖い」気持ちが「楽しい」気持ちに変わるよう工夫することに。「トイレ」という言葉もあえて使わず、「ブーの部屋」と教えました。

その結果、子どもは「ぶーぶー」と言って、楽しそうにトイレに行くようになりました。トイレに行くことに抵抗がなくなった様子です。私としても、これをステップにオムツはずれを進めていきたいと思っています。
https://benesse.jp/contents/toilet_training/step2/post_317.shtml

まとめ & 実践 TIPS

トイレに興味を持たせるには、お子さんに合った方法でゆっくりとイメージづくりをしていくことが大切です。「これ、うちの子に良さそう!」と思えるアイデアがあればぜひ取り入れて、トイレに楽しく親しめるようサポートしてあげてくださいね。


関連リンク:
オムツはずれ4つのステップ
https://benesse.jp/kosodate/202007/20200726-2.html

参照:
トイレトレーニング(おむつはずれ)トイレトレーニング実践編
https://benesse.jp/contents/toilet_training/step2/index.shtml

出典:こどもちゃれんじ『ぷち通信』(6月号)

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