中学生の親必見!勉強に集中させる方法
ゲーム、マンガ、テレビなど、中学生には勉強以外の誘惑がたくさんあります。一方で小学生とは違い、勉強も難しくなり、定期テストの結果で友達との差が出てきたりするため、中学生には「頑張らなくては」という気持ちも備わっているはずです。
「いつまでゲームやってるの? 勉強しなさい!」と言ってしまうのではなく、中学生のやる気を促す言葉を掛けるには、どうしたらいいのでしょうか。目白大学人間学部心理カウンセリング学科の小野寺敦子教授から、発達心理学のプロの視点から、悩める保護者のみなさんに必見のアドバイスをいただきました。
CASE1:いつもゲームばっかりやっていて、勉強をしない我が子のやる気をUP!
中学校では勉強の内容が難しくなります。「難しい、わからない」という苦手意識がお子さまを勉強から遠ざけ、「だからこのままゲームやっちゃおう」と逃げてしまいがちです。
このようなケースでは、「勉強しなさい」と叱りつけ、強制的に勉強させても、効果は長続きしません。お子さまと保護者のかたとの間で、ゲームの時間に関する納得のいくルールを作りましょう。
CASE2:ようやくゲームをやめて机についたけれど、勉強に集中できていない我が子のやる気をUP!
何よりもまず、ゲームをやめて机についたことを褒めてあげましょう。やる気とは、褒められること、肯定されることで育っていくものです。勉強していること自体や、自分の解答が合っていたことを褒められると、やる気は出るのです。
CASE3:「苦手な教科の勉強はやりたくない」と言う我が子のやる気をUP!
苦手はいったん、後回し! これがやる気UPの秘訣です。
お子さまの苦手をなんとかしなくては、と思いやる気持ちは大切ですが、勉強自体が嫌いになっては逆効果。「どうして数学ができないの?」という言葉を聞いたお子さまは、とてもけなされている気持ちになり、やる気を下げてしまいます。
「好きな勉強からやってみたら」と勧めることで、勉強の楽しさ、勉強する習慣を身につけてもらうことが、まずは肝心なのです。
「勉強しなさい」と叱らずに、お子さまの後ろ姿をそっと応援してあげましょう。保護者のかたに「見られている」のではなく、保護者のかたが「見守ってくれている」とお子さまが感じてくれたら、きっとやる気を出してくれるはずです。
進研ゼミ『中学講座』は、なかなかやる気の出ないお子さまにも勉強を続けさせる工夫があります。
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