頑張れないのは悪くない!?小・中学生が最初に押さえたい学習の3要素とは?

勉強をしやすい環境を整えたり、塾に通わせたりといったことはできても、努力しているのに結果が伴わないと保護者としても何をしていいのかわからなくなってしまいますよね。

せっかくの努力を無駄にしないためにも、ここではお子さまが勉強に取りかかる前に見直しておきたい3要素を小・中学生別にお教えします!

小学生に必要な3要素とは

小学生に求められているのは、日常生活の中で感じた疑問や生活で必要な力を学校の勉強と結びつけて考えること。つまり、“学ぶことの楽しさ”を覚えることです。具体的には次の3つの要素が重要です。

・学習意欲 = 「もっと新しいことを知りたい!」という姿勢
・学習習慣 = 学習を続けていくために必要な力
・学習スキル = 日々の学習をする際に必要な力

たとえば同じ説明を何度聞いても頭に入ってないのであれば「学習意欲」が足りていない可能性があります。また、一度理解したはずのことを忘れてしまう場合が多いのであれば、理解を定着させるための「学習習慣」作りが上手くできていないといえます。

中学生に必要な3要素は?

中学生ともなると、「定期テストの点数UP」「志望校合格」といった、結果を出す勉強が求められるようになってきます。そんな中学生が結果を出すためには次の3要素が必要になってきます。

・目標/計画設定 = 定期テストや高校受験に向けて、具体的な目標を設定し、時間配分を意識して学習計画を立てる
・学習習慣 = 予習・復習のプロセスを決め、実際に取り組む日常習慣を作る
・振り返り = 問題を解いたあとに、間違えた問題はつまずいたポイントを意識して見直しをする

これらの3要素を押さえることで、定期テストや高校入試で目指す目標と、現状の自分との距離を少しずつ埋まっていくのです。

たとえば英語で振り返りが十分にできていないと、助動詞を学習している時にbe動詞や一般動詞の勉強までやり直すはめになり、いくら勉強しても追いつけないといった状況になりかねません。

3つの要素を固めたうえで、克服したいニガテ単元、伸ばしたい得意単元を見極めましょう!

ここまで見てきたのは、小・中学生が学習に取りかかる前に身につけたい「学習に対する姿勢作り」。これらを踏まえたうえで、模試や定期テストの結果を見ながら、教科書のどこの問題を解き直すかなどを決めて勉強にとりかかることが大切です。

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