子どもにうがいを教えるにはゆっくりステップを踏んで! お風呂で練習するのも◎

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感染症などが気になる季節、子どもにもしっかりうがいをしてほしいですよね。でも、うがいを教えるのって難しい……。そこで今回は、うがいの練習方法をご紹介します。すぐに「ガラガラうがい」をするのではなく、ゆっくりステップを踏んでいくことが大切です。

この記事のポイント

【STEP1】まずは口に水を溜めることから始めよう

うがいをするには、コップで水が飲めることが大前提です。まだストローでしか飲むことができない子どもにうがいをさせるのは難しいので、その場合はもう少し大きくなってから始めましょう。

さて、まずは口の中に水を溜める練習です。保護者のかたがお手本で口をふくらませてみせたりして、イメージをつかめるようにしましょう。この時は、まだ飲み込んでしまっても大丈夫です。

食事の時に、子どもがふざけて飲み物を口に溜めることがありますよね。食事中はちょっと困ってしまいますが、これができれば第一段階はクリアということです。

【STEP2】お風呂でやれば汚れない!ブクブクうがいの練習

口に水を溜められるようになったら、次は「ブクブクうがい」に挑戦です。ガラガラはまだ難しいので、焦らずゆっくりいきましょう。

口に水を溜めたまま、左右に動かしてみます。保護者のかたが少しオーバーに見本を見せてあげるとわかりやすいでしょう。始めは短い時間でOK。ゆっくり感覚をつかんでいってください。

ブクブクができたら、水を吐き出しましょう。恐らく始めは、口からダラーっと水が垂れることになります。そこでおすすめなのが、お風呂場。お風呂の時間にコップを持っていって、うがいの練習をしましょう。これなら、服が濡れる心配はありませんよね。練習を繰り返して、勢いよく吐き出すことを覚えていきましょう。

【STEP3】ガラガラうがいは上を向いて「あー」

ブクブクうがいができるようになったら、すぐに「ガラガラうがい」に移行したいところですが、ちょっと待ってください。やり方がまったく違うので、すぐに始めると混乱する可能性も。ブクブクうがいをしばらく続けてから、次のステップにいきましょう。ブクブクうがいだけでも感染症対策にはなります。

さて、ガラガラうがいは結構難しいです。まずは、水なしで練習しましょう。コツは、上を向いて「あー」と言うこと。これを覚えたら、少ない水からチャレンジしてみます。

恐らく、始めはうまくいきません。飲み込んでしまったり、むせたりということがあるでしょう。失敗することを怖がる子どももいるので、焦らずにゆっくり進めていってください。短い時間でも、上手に上を向けていなくても大丈夫。繰り返すうちに、少しずつ感覚がつかめてくるはずです。

まとめ & 実践 TIPS

ブクブクうがいでも、ガラガラうがいでも、上手にできなくてもOK。とにかく、うがいを習慣づけることが大切です。朝起きた時、家に帰ってきた時、歯磨きの後など、うがいをする機会はたくさんあります。家族みんなでうがいをして、元気に過ごしていきたいですね。

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