【保護者のかた必見】小学生の宿題を早く終わらせる方法7選!

学校の宿題は、子どもにとってもなかなか大変なもの。ましてや、春休み・夏休み・冬休みなど、長期の休みの宿題ともなると、保護者のみなさまにとっても一大イベントになるものです。「親子一緒に泣きながら宿題を終わらせた」なんて話も耳にします。そこで今回は、小学生の宿題を早く終わらせる方法をご紹介します。


子どもの宿題があっという間に終わる7つのヒント集

1.まずは全体像を視覚化する

特に長期休暇中にこころがけたいのが、宿題の全体像を視覚化するということです。宿題はよくマラソンに例えられますが、長距離を走るためには「ゴールがどこで、今がどの辺りなのか」を把握できなければ、とても走りきることはできません。宿題も同じであり、量が多ければ多いほど、「全部でどのくらいの宿題があって、今どのくらいまで終わっているのか」を把握することが大切になります。

 

視覚化するときには、いくつかポイントがあります。

 

・できるだけ細かく書く(ドリルp.○、など1回分ずつ書く)

・色を塗ったり、シールを貼ったりできるように枠を作る

・作文や自由研究など、時間のかかるものは大きく書く

・スケジュール枠も作る

 

ドリルやプリントなど短時間で終わるものと、作文や自由研究などそれだけで数日かかってしまいそうなものとを同じウェートで書いてしまうと、進み具合を把握しづらくなります。大切なのは、ぱっと見て「現在地」がわかること。端にスケジュール枠を作っておくと、残り時間も視覚化されるので学習の予定を立てやすくなります。

 

 

2.スタート時間を決めて習慣化する

学習を習慣化することも重要です。特に、「これをやってから…」というダラダラタイプのお子さまには、「スタート時間」を決めておく方法がおすすめ。長期の休み中なら、「午前9時からスタートする」というように、開始する時間を固定しておきます。学校のある日なら、「帰宅して○分後」など変動する時間でも問題ありません。可能なら、保護者のかたがいる時間をスタート時間にできるとベストです。

 

終了時間については、特に決める必要はありません。テキパキやれば早く終わるし、ダラダラすると長い時間がかかる。そういった感覚をつかむことも大切だからです。終了は時間で区切るより、学習の内容で決めるようにしましょう。

 

 

3.ダイニングで勉強する

リビングやダイニングなど、家族が集まる場所で学習させる方法もおすすめです。自室での学習は、おもちゃや漫画などの誘惑も多く、特に小学生にとっては集中しにくい環境と言えます。また、保護者のかたが近くで家事などをしていると、「大人は仕事、私は勉強」というように、子どもに自分のすべきことが自然と見えてくるというメリットもあります。最近では、リビングの端に子どもの学習スペースがつくられており、大人と同じ空間で過ごしながら学習できるような設計の家も増えてきています。

 

ただし、注意すべき点もあります。ダイニングテーブルの多くは、大人が食事をするために設計されているものです。そのため、小学生の子どもには高さが合わず、姿勢が悪くなってしまうことがあります。椅子の高さを調整するなど、学習に適した環境をととのえるようにしましょう。また、ダイニングの光は料理をおいしく見せるために計算されている場合が多く、学習の環境としては光量が足りない可能性もあります。

 

 

4.タイムアタックでスピードアップ

計算など、スピード重視の学習では時間を計るようにすると、テキパキと宿題を済ませることができます。目標時間を設定してみる方法もいいでしょう。ただし、漢字の練習など、丁寧に時間をかけるべき宿題ではこの方法を使ってはいけません。それぞれの宿題で何を重視する学習なのかについては、保護者のかたが判断してあげるとよいでしょう。

 

 

5.わからない問題は後回しにする「30秒ルール」

子どもがやる気をなくす理由のひとつが、「わからないから」というものです。塾でもよく耳にするのが、「わからない」「結果が見えない」「宿題のレベルが合わない」という勉強嫌いの理由ベスト3。特に低学年の子どもは、「考えてもわからない」と感じると、ぐっとモチベーションが下がってしまいます。小学生の学習では、わからないことを自力で解決することはとても難しく、つまずくとそこでいやになってしまうのは当然です。

 

そこでおすすめしたい方法が、「30秒ルール」。中学生くらいになると「1分ルール」、高校生以上になると「5分ルール」と呼んでいますが、「30秒考えてもわからない問題は、飛ばして次に進む」というルールを決めておき、学習を進めていきます。保護者のかたが近くにいられるのなら、保護者のかたが疑問に答えてあげてもいいでしょう。保護者のかたがすぐに答えられないときは、付箋などを使ってチェックしておき、あとで教えてもらうようにします。

 

 

6.脳トレで弾みをつける

さまざまな工夫をしてもなかなか宿題に手をつけられない場合には、宿題としてのハードルが高すぎるのかもしれません。そういう子どもには、簡単で楽しい勉強を用意しましょう。

 

おすすめは、脳トレ・右脳開発などの「勉強らしくないドリル」です。実年齢より対象年齢が低いものから始めて、「絶対できる」「簡単」と感じさせるようにしましょう。そこで弾みをつけてから宿題にとりかかるようにすると、積極的な姿勢で学習に入りやすくなります。計算の得意な子どもなら、100マス計算などでも問題ありません。

 

 

7.体の調子をととのえる

勉強も、体が資本です。体の調子がととのっていないと、勉強に集中して取り組むことはできません。第一に睡眠。夜にきっちりと寝る習慣をつけましょう。次いで、栄養と運動。食べ物の好き嫌いの多い子どもは、特に栄養が偏らないよう配慮します。ゲームが好きであまり運動をしない子どもは、運動の時間も確保しましょう。

 

 

保護者のかたも協力しよう! 子どもの勉強がはかどるためにできること

1.「宿題したの?」をやめましょう

特にお母さんに多く見られるのが「宿題は? やったの?」と聞いてしまうことです。子どもは、宿題をやっていてもやっていなくても、大人に「宿題やったの?」と聞かれるとテンションが下がってしまいます。きちんとやっていたら「信用してもらえていない」と感じますし、やっていなければ「怒られる」「口うるさい」とイライラしてしまうのです。

 

宿題をしたかどうかを尋ねたいのなら、「宿題わかった?」と聞きます。わからないところがあったのなら保護者のかたと一緒にもう一度取り組む、まだ手をつけていない場合も一緒に取り組む。そうすれば、子どもが穏やかに宿題に向き合えるようになります。

 

 

2.「一緒に勉強する時間」をつくりましょう

子どもの勉強にべったりと付き合う必要はありませんが、子どもが宿題をしている近くで、保護者のかたも一緒に勉強してみましょう。勉強の内容は何でも構いませんが、子どものお手本になれるものがベストです。「難しそうな勉強をしているな」「すごく丁寧に字を書いているな」そんなふうに子どもが思ってくれたら、子どもも自然と勉強するようになります。「勉強は子どもの仕事」なんて時代はもう終わりました。大人だって生涯学習の時代。「勉強するのが当たり前」であることを、家族みんなで取り組みながら教えてあげましょう。

 

 

3.「スタンプ制」を導入しましょう

宿題に限らず、「ごほうび」は子育てに非常に有効です。そもそも、私たち大人もタダ働きなんてそんなにしませんよね。ただ、「これができたらごほうび」を日常的に行うのは、家計にも大きな負担となってしまいます。

 

そこでおすすめしたい方法が「スタンプ制」。「スタンプが○個たまったら○○がもらえる」と決めれば、ごほうびはときどきで済みます。そのうえ、宿題も「全部終わったら」ではなく「1ページ終わったら」のタイミングで評価してあげることができます。また、計算なら「速くできたからスタンプ2個」、漢字の練習なら「丁寧に書けたからスタンプ2個」、作文など難しい宿題なら「難しかったからスタンプ3個」など、努力してほしい方向性を示してあげると効果的です。がんばりに応じた評価をしてあげられるので、モチベーションを保ちやすくなるでしょう。

 

 

宿題は、必ずしも全ての子どもに最適な学習方法とは言えません。学級・学年にはたくさんの子どもがいて、みんなに同じ宿題が出されるのですから当然です。ですから、「難しいな」「しんどいな」と感じる子どもに対しては、しっかりとフォローしてあげる必要があります。保護者のかたが「つまずいた部分」を理解して、学習環境をととのえてあげることも重要です。宿題ができないのは、その子どもだけではなく環境にも原因があると考えて、子どもと一緒に改善に取り組んでみてくださいね。

 

 

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