失敗パターンから見直す!定期テストの勉強計画

前回の定期テストがうまくいかなかった人、定期テストの成績がなかなか上がらない人は、次のテスト対策を始める前にその原因を探ってみましょう。以前の定期テスト対策を振り返ってみると、成績アップにつながるヒントが見えてきます。


うまくいかなかった原因を探ることが第一

 前回の定期テストはいかがでしたか? イマイチだったという人、あるいは大失敗してしまった人、せっかくならそのミスを次のテストにいかしましょう。「失敗は成功のもと」ということわざのとおり、うまくいかなかったテストには、得点アップのためのヒントがぎっしり詰まっているのです。

 

何がダメだったのかがわからないまま次のテストに臨んでも、また同じような結果になる可能性が高いですよね。前回のテスト対策をよく思いだして、どこがまずかったのかを振り返ってみてください。ここでは、大きく3つのパターンに分けて、具体的な原因を探っていきます。

 

 

【定期テストの失敗パターン1】勉強習慣をつくれなかった

 まずは、テスト前に机に向かう時間が少なかったり、机に向かってはいても集中していなかったりと、勉強を習慣づけられなかったパターン。単に「前回は勉強できなかったから今回はがんばろう!」では、きっと同じことを繰り返してしまいます。なんで勉強できなかったのか、原因を具体的にして、対策を立てましょう。

 

例えば、勉強をするはずだったのに遊びに行ってしまった人。「最低でも○時から○時までは勉強する」と守れそうな目標を決めてみるのはどうでしょう。テスト期間が終わったら何をして遊びたいかをリストにして、それを楽しみに頑張るというのもいい方法です。

 

机に座りはしたけれどはかどらなかったという人は、周りに気が散るものが置いてありませんか? マンガやスマホなどは手の届かないところに「封印」。おうちのかたから勉強の様子が見えるリビングや、周りがみんな勉強している図書館などで勉強する方法もあります。また、部活などで疲れて勉強できなかった人は、一度仮眠してから取り組むなど、生活リズムを変えてみましょう。

 

 

【定期テストの失敗パターン2】立てた計画を終えられなかった

 テストまでに何をすべきか計画を立てたものの、最後まで実行できないうちに本番を迎えてしまった、というのもよくあるパターン。次のテストに向けて計画を立てる前に、前回の計画はどこに無理があったのかを洗い出しておきましょう。

 

ポイントは、「何に時間がかかったか」をハッキリさせておくこと。ノートづくり、暗記、問題演習…。時間がかかったことについては、「ほかの対策より早めに手をつけはじめる」「ほかの対策を減らして、その分多く時間を配分する」「短時間で済むように、日頃から準備を進めておく」といった手段が有効です。

 

 

【定期テストの失敗パターン3】いずれかの科目の対策に失敗した

 それなりに勉強したはずなのに思ったほどの点数が取れなかった科目があった場合は、答案を再チェック。例えば英語なら、単語がわからなかったのか、文法を覚えていなかったのか、文章を読解する力がなかったのか。弱点分野を見つけて、その対策を重点的に行ってください。また、できなかった原因がその時のテスト範囲にあるとは限りません。基礎がわかっていないようであれば、それ以前の範囲までさかのぼり、疑問を解決しておく必要があります。

 

失敗は決して無駄ではありません。直すべき点を見つけて、次にいかす。これを繰り返していけば、定期テスト対策はもちろん、受験対策の方法もみがき上げられていきますよ。

 

 

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