工場見学ではここに注目! 夏休みの自由研究にも生かすポイントとは?
大人にも子どもにも人気の工場見学。楽しめるうえに、夏休みの自由研究のテーマにもできる。そこで、ベネッセ教育情報サイトでは、実際の工場見学で、どのようなところに注目すると自由研究に生かすことができるのか、注目ポイントをお伝えする。
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★ポイント(1) 製造工程での工夫
製造過程で、製品の特長を出すためや、見た目をきれいにするため、または効率的に製品を作るためにどんな工夫がされているのか注目してみましょう。よく見てみると、お子さまが学習したことのある理科のしくみなどが活用されている場合があります。
★ポイント(2) 流通過程に注目!
工場で作られた製品は、どのようにして私たち消費者のもとまで運ばれてくるのでしょうか。流通過程を調べると、製品ができたあともさまざまな人の手を経て、わたしたちのもとに届くことがわかります。海外に輸出される製品はどうやって運ばれているのかを調べるのもいいかもしれません。
★ポイント(3) リサイクルなどのエコ活用
商品を大量に作る工場では、製造過程で大量の廃棄物が出ることがあります。不要になったものを再利用する工夫や、ゴミを減らす工夫といった環境に対する試みなどのエコ活動についてまとめると、社会科の学習につながります。
★ポイント(4) 工場のある場所に注目!
見学に行った工場や同じ産業の工場はどんな場所にあるでしょうか。工場のある場所に共通することはないか調べてみましょう。工場の立地条件と運輸をからめて、工場がどうしてその場所にあるのかをまとめると社会科の学習につながります。
製造過程を見学した食品をご家庭で手作りしてみるのも、図工や家庭科の学習につながります。親子で楽しく工場見学をしたあとは、その貴重な体験を自由研究に活かせるといいですね。
出典:工場見学をどう学びに活かす?【後編】工場見学の注目ポイントによって変わる自由研究のアイデア -ベネッセ教育情報サイト