チョコボールの海が出現! 森永製菓の工場見学を自由研究に生かそう

チョコボールの海が出現! 森永製菓の工場見学を自由研究に生かそう普段の生活の中で接しているモノの製造の様子を、間近で体験できる工場見学。実際のモノ作りから流通、衛生管理、エコへの取り組みなど企業の工夫を実際に見ることができ、学びにも生かせることがたくさんある。そこで、チョコボールやエンゼルパイでおなじみの森永製菓小山工場を例に、工場見学を自由研究に活用するための注目ポイントを紹介しよう。

 

***

 

森永製菓小山工場の見学では、まず工場の入り口を入ってすぐの部屋で、西洋菓子の歴史やおいしいお菓子ができるまでについて勉強します。見学コースの途中にあるキョロちゃんミュージアムでは、チョコボールやキョロちゃんグッズの歴史と変遷が楽しくまとめられています。

 

製造工程のポイントも、わかりやすく解説されています。たとえば聞き慣れない「おのろけがけ」という言葉。ピーナッツに粉と蜜をかけてサクサクの食感にする工程のことをいうそうです。工場の中には専門用語以外にも、私たちの生活の中にある言葉が使われています。わからない用語はその場で係の人に聞いたり、あとから調べてみたりすると、思わぬ発見があることも。言葉に注目することで、国語への興味関心を抱くきっかけにもなります。また、わたしたちが普段食べているチョコレートがどのように作られているのかを調べることは、家庭科の学習として自由研究に生かせます。

 

~チョコボール<キャラメル>の製造工程をご紹介~
(1)まずは別の場所で作られたキャラメルを用意します。このキャラメルは均一な大きさに丸められています。
(2)レボルパンと呼ばれる銅のドラムにキャラメルを入れたら、レボルパンを回転させながらチョコレートをかけます。このとき、チョコレートがまんべんなくかかるように、風をあてながらチョコをかけます。そうすることによって、チョコレートがダマになることを防ぎます。
(3)チョコレートがまんべんなくかかったら、糖蜜(糖分を含んだシロップのこと)をかけてツヤを出し、完成です。
(4)機械を使ってチョコボールを箱詰めします。箱のフタを閉じる作業もすべて機械が自動で行ってくれます。箱詰めされたチョコボールがベルトコンベアの上を、次から次へと流れていくさまは圧巻です。
(5)流れてきたチョコボールは、さらにフィルムで包装され、20個パックになって日本全国に配送されていきます。

 

森永製菓小山工場の見学時間は最大で90分程度。見学時にもらえるパンフレットには、地球環境に配慮したお菓子作りのことや、食の安全を守る衛生管理についても触れられているため、こういったことを自由研究として取り上げるのもよいかもしれません。

 

取材協力/森永製菓株式会社
工場見学の詳細はコチラ http://www.morinaga.co.jp/factory/visit/index.php

 

出典:工場見学をどう学びに活かす?【前編】実際に工場見学に行ってみよう ~森永製菓小山工場へ~ -ベネッセ教育情報サイト

お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ

  • がんばっているのに成績が伸びない
  • 反抗期の子どもの接し方に悩んでいる
  • 自発的に勉強をやってくれない

このようなお悩みを持つ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

\そんな保護者のかたにおすすめなのが/
まなびの手帳ロゴ ベネッセ教育情報サイト公式アプリ 教育情報まなびの手帳

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!

そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。

ぜひ一度チェックしてみてください。

子育て・教育Q&A