中学生のスマホ利用、その実態は?【中学生のスマホの使い方調査】
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携帯電話といえば、スマホがスタンダードになりつつある昨今。今や中学生といえども、スマホ利用は当たり前なのでしょうか? 今回は中学生のスマホ利用の実態を調べてみました。
※本文中のデータは、2015年4月に進研ゼミ中学講座会員の中学生に実施したWebアンケートによる(回答数158)
中学生の「自分専用のスマホユーザー」は約5割
「家族と共有」が高校生より高め
アンケートによると、中学生の「自分専用のスマホもしくはタブレットユーザー」は5割程度。高校生の約9割が自分専用のスマホまたはタブレットを持っているのに比べると、やはりまだまだ所有率は低いようです。また、「家族共有のものを持っている」率は高校生が約5%でしたが、中学生は約20%という結果になりました。

スマホ利用は1時間未満 リラックスタイムに活用
1日のスマホ利用時間を聞いてみると、 一番多かった回答が「1日のうち30分~1時間未満」で24.7 %。中学生の約4割が1時間以内に収めているようです。
高校生は2時間以上使っている人が3割以上でしたが、中学生の段階では、まだそこまでの長時間利用はしていない様子。

利用場所は高校生と同じく、「寝る前(40.5%)」と「テレビを見ながら(36.1%)」が大きな割合を占めていました。
ほかには、空き時間や暇な時間、リラックスタイムなどに使用しているようです。
なかには「勉強中に音楽を聴く」といった声も。気分よく勉強に取り組めるよう、スマホを役立てているようですね。
利用目的は「ネット検索」 LINEの利用率は低め
スマホ利用の目的については、一番多かった答えが「ネットで検索」。次いで「動画サイトを見る」「音楽を聴く」「写真を撮る・見る」という結果に。
また、ネットを楽しむと同時に、オフラインの機能を使った「読書」「アプリで勉強」という声もありました。中学生のうちから、スマホならではの携帯性を生かした、賢い使い方をしているようですね。

ほかに特徴的なのが、中学生は高校生に比べてSNSの利用が少ないという点。高校生に人気の「LINE」は利用者が3割程度、「ツイッター」は1.5割にとどまる結果が出ました。スマホユーザーがまだ半数しかいないことで、コミュニケーションをとる相手が限られているのかもしれません。
中学生活は部活に行事にと大忙し。学校生活を中心に考えながら、上手なスマホの使い方を身につけていきましょう。
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